冬の十勝。


毎年恒例の冬の十勝!!と言うにはちと遅めの帯広へ。前の書き込みと前後しますが、3月3日から行って参りました。

初日は空港から帯広市内への道のりの風景を楽しむ。かなり雪解けも進んでいるし、日差しも春めいて来ている。まずはウエルカムジンギスカン!!(そんなもんあるんか(^_^*))ということで、友人であり、今回のライブの主催者であり、「ジョイ.イングリッシュ.アカデミー」の校長であり、、、、カメラマンでもある浦島久氏、そして僕が尊敬する写真家の戸張良彦さん、翌日のライブで初共演の佐藤洋祐(as)さんと鍋を囲み、美味しい羊を貪るように食した。

翌日は5時前に起き、十勝の夜明けを堪能しました。毎年ながら気持ちいいなんてもんじゃない。オーバーだが地球の大きさを実感する😊
浦島さんとはかれこれ15年ほどの付き合いだ。お父様の写真展が銀座で開催されていた所に訪れてから懇意にしていただき、十勝に何度も呼んでもらっています。

今回のライブは、グラミー賞を2度受賞している佐藤洋祐(as)さん!そして地元の名ベーシスト佐々木源市さん。佐藤さんはとても柔和で伸び伸びとしたプレイで、すぐに分かり合えることができて初共演とは思えないほどの完成度だった。彼ののボーカルも飛び出し、最後は小学生、高校生のミュージシャン、地元のミュージシャンも飛び入りし、盛り上がった夜でした!!

ライブの翌日は、撮影ツアー!浦島さん、戸張さん初め、プロのカメラマン、写真愛好者達が集い毎年テーマを決めて様様な撮影ポイントを一日かけて廻るのだ。
今年のテーマは『駅』。3月3日に廃駅になったばかりの根室本線の駅を数カ所回ろうという企画。

まずは十勝平野〜日高山脈を一望できる丘から日の出を浴びて出発。「稲士別」駅、無人駅どころか駅舎もない(゚Д゚)だがシンプルさの美しさが際立つ。

途中、茅葺の廃屋があるというので立ち寄り、次は『十弗』駅。ここは現役の稼働している駅だ。「10$」という字に似ているということで、10$札がデーンとデザインされている。そして次は『上厚内』駅。ここは一日の平均乗降客数が1人に満たないとのことだった。。。。周りも廃墟集まりで寂しさが際立った駅だったなあ(/ _ ; )

次は海の近くの『厚内』駅。海の民宿なんかの看板も見られるが、やはり寂しい駅前。この駅は複線担っているので、大きめの駅だろうが、やはり無人駅。人口低下などでJR北海道は経営が厳しいと聞いていたが噂以上。新しく観光客を集める手段があれば良いのだが。。。

北海道札幌出身で国鉄職員を目指しながらも挫折、その後しょーがねーからベースを弾いている金澤英明氏はこう語る。

「大事なのは観光客集めでは無いと考えます。そもそも日本(特に北海道)の鉄路は明治以後の開拓遺産なのです。道路網の整備で貨物輸送等が減少するのは、時代の流れとして当然の事で、収入減を理由に鉄道網が縮小されるのは悲しい事です。
北海道の場合、JRより国有鉄道のほうが良かったと思っています。観光客やカメラマンが一人も来なくても、地域の学生、お年寄りの利用者が一人でも居る限り、鉄路は東に北に延びていなければいけないのです。国防費を国鉄にまわせ!」

お次は大津浜へ。ところで、浦島 久氏は豊頃町の観光大使!5年前くらいに大津浜に打ち上げられる大小様々な氷の塊を見に連れて行ってもらい、ここはとても珍しい現象だと教えて頂いた。その頃はまだ人に知られずにいたので秘密の場所的な所だった。浦島さんは、この太陽の光の加減で様々な色に輝く氷に『ジュエリーアイス』と命名。たくさん写真を撮っていたのがマスコミに知られることとなり全国的に有名になった。それからは観光客が多く訪れる様になったとのこと。
もう暖かくなったので今年のシーズンは終わり。しかし、ほんのわずかに残る『ジュエリーアイス』を見ることができた。この浜の近くの佃煮屋さんも懇意にしているらしく、それ以来流行っているらしい。浦島さんはすごい人だ!お昼は豊頃町のこれまた有名なドーナツショップ『朝日堂』さんの岡本さん宅でお昼ご飯をいただきました。土鍋でグツグツ煮てある鍋焼きカレーうどんは絶品でした( ^∀^)

午後は旧中里小学校の廃校後の校舎で十勝の木材を使って器を作ってらっしゃる佐々木要さんをたずねる。木を触っているのが幸せ〜という佐々木さんのお顔は本当に優しく、人懐っこい(^ ^)寒い空気から逃れ暖かい気持ちになった。

本日最後は『愛国』駅。旧国鉄広尾線の駅。幸福駅とともに有名な所。今は9600型という蒸気機関車があり博物館になっている。

これで長い一日も終わり。美味しい中華料理で打ち上げ。楽しい十勝の三日間は、終了。また来年が楽しみで仕方がない。雪の降りしきる風景が見たいなあ。。。

たくさん写真を撮りました!!!どうぞご覧ください。
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-pvydilj7re5b3yqs6r5iz56zrq-1001&uniqid=a03ad3b0-185f-419b-90e6-5c2bccaecf84


スライドショーはこちらから。
https://box.yahoo.co.jp/guest/slideshow?sid=box-l-pvydilj7re5b3yqs6r5iz56zrq-1001&uniqid=a03ad3b0-185f-419b-90e6-5c2bccaecf84

投稿者 石井彰 : 02:26 | ライブ | コメント (0) | -

連日の投稿です。


連日の投稿になります。

『九音〜kuon〜久遠』

九つの個が交差し、調和し、永遠の魂を表現する空間。アートの表現はとどまることを知らない。
仏との邂逅は自己との邂逅なのか?


4月1日のイベントの告知をさせて下さい。春本番、桜が綺麗に咲いているであろう隅田川近くの「長昌寺」というお寺でアートライブイベントを開催します。一昨年、実験的に始めた「邂逅と黎明」プロジェクトの続編。今回はお釈迦様が説いた法華経の世界観がモチーフになります。

久遠というキーワードは仏は人が知れるずっと以前から未来永劫まで存在し続け、始まりも終わりもない〜という概念です。私が前作『Endless Flow』でテーマにしていたイメージと重なる事が多く、勉強するうちに深い共感を得ました。終わりなき始まり〜です。今回のテーマ「法華経」についてはメンバーで長昌寺で勉強会をして来ました。興味本位でうわべだけのイベントにしたくなかったからです。

今回、長昌寺のご住職である鈴木海光さんに全面的にご協力頂ける事となり、とても嬉しい事の運びとなりました。娘さんであり副住職の小宮昌世さんも読経でご参加頂きます。このお二人、TV番組『ぶっちゃけ寺』をご覧になってる方ならお馴染みかもしれません。

石井彰 鍵盤  
石若駿 打 
小林真由子 箏 
白石雪妃 書
加藤ひろえ 華 
BOSS 写 
Jacky 動 
ANN 舞 
小宮昌世 経


石若駿は初参加、お寺の本堂にある法具の使用許可もいただいており、ご住職のレクチャーも受けています。箏の小林真由子さんも初参加。幽玄な音色を聞かせてくれるでしょう。ダンサーも二人に増え動の部分を存分に表現してくれるでしょう。衣装も興味深いです。

この他、声明、龍笛の参加もあるかもしれません。これらのアーティストがお堂に一同に会し、とても興味深い空間を造っていけたらと思っております。お庭は綺麗な枝垂れ桜が咲くころでしょう。土曜日の午後、お散歩〜お花見がてらにお気軽にご参加ください!!

『九音〜kuon〜久遠』
4月1日(土) 14時半開場 15時開演
入場料2000円(当日のみ)
長昌寺 東京都台東区今戸2丁目32−16 
03-3873-0763
お問い合わせ Happy Shoot
info.happyshoot@gmail.com 

投稿者 石井彰 : 14:00 | ライブ | コメント (0) | -

春めいて。

久しぶりの更新になってしまいました。暖かい春も、もうすぐそこですね🌸

先月は杉本智和、江藤良人とのトリオの久しぶりのツアーでした。

2月15日初日、大阪はMr.Kelly's。今回のツアーの為に書き下ろした新曲3曲♫どう育って行くか楽しみです!!いつもと違ったスタンスで曲が書けて実験でした。果敢に挑戦してくれた杉本智和、江藤良人に感謝です。
お店にリハーサルの為に早めに降りていくと、店内に見覚えのある人影。。。。日野さんがリハを見に来てくれた。こういう優しい人なんです(^ ^) 今回は急遽大阪のビルボードが重なってしまい、杉本智和と私は参加できず。。。。残念でしたが、日野バンドには素晴らしい若手が参加してくれて盛り上がったようで( ´∀`)

二日目は故郷岡山は倉敷。20数年前からお世話になっている老舗『アヴェニュウ』。ホームに帰ってきたようにほっとする空間。満員のお客様に聴いていただき嬉しかったです(^ ^) 新曲も少し慣れてきたかなー!?
いつものように美観地区を夜歩くと白鳥が幽玄な姿を見せてくれる。

三日目、倉敷から香川丸亀、坂出へ。目と鼻の先。このエリアは個人的には高松より讃岐うどんのお店が充実してるんじゃないかな。坂出の「まいどまいど」といううどん屋さんでお昼をいただき、丸亀の競艇場近くの倉庫街の一角にある『七厘家』へ。港が目の前の倉庫を改装したお店で、美味しい料理、素晴らしい「フォイリッヒ」というピアノがあるダイニングバー!!

四日目、ツアーも前半戦ラスト折り返し地点です。丸亀を出発し、四国八十八ケ所の77番札所「道隆寺」に参拝し松山へ。
『MONK』は毎年夏に訪れる大好きなライブハウス。ミュージシャンでもあるマスターも気さくで、明るい雰囲気に満ち溢れている。今日は2年前にここでご一緒していただいたヴォカリストの大石玲子さんがゲストで入り、花を添えてくれました!( ^∀^)

五日目、松山から熊本への大移動。佐田岬半島から大分へフェリー、そして高速で熊本へ。海と空の青が気持ち良かったー!!
久しぶりに夜の熊本の街を10キロも散歩して運動不足が解消されたかな?河原町というあたりの古い町並みが好きでウロウロと。。。。

翌日は熊本城や、歩いたこともないエリアも散策したり。路面電車以外にも雰囲気ある電車の線路を見つけたり、お寺を訪れたりと熊本を堪能しました。街の至る所で震災の爪痕は残るが、人々は元気溢れる、街も活気溢れる。嬉しい事です。
老舗の「おくら」ライブは超満員のお客様でした。最後には地元のミュージシャンが多数飛び入りしてくれてとても楽しいひと時になりました♪( ´θ`)

七日目は前日と変わり、空気が冷たくなった博多に入りました。会場は老舗の「New Combo」博多での本拠地だ。寡黙で熱いマスター、大好きなお店です。菊池雅章Pooさんのレコードを聞かせてもらったりして演奏前から盛り上がる!
トリオの音楽は日に日に変化が激しくなります!この日から杉本が新兵器のエフェクターを効果的に使い始めた。あと2日が楽しみです。

八日目は移動日で大阪泊、翌日は音楽の街、浜松。日本有数の楽器の産地としても有名だ。
Porte Theaterは不動産会社を経営しながらアートを愛し、応援してくれる平野氏のお城みたいなライブハウス。四ツ池のギャラリーでのライブから始まり、マンションの一階の販売センターがライブ会場になり、そしてとうとう立派なライブハウスが!!もう20年近くのお付き合いかもしれない。
そんな素敵な会場でのトリオのライブ、今日もたくさんのお客様に聴いていただきました。

十日目、千秋楽だ。思えば大阪に始まり、倉敷、丸亀、松山、熊本、博多、そして移動中に大阪で休み、浜松、そして最終地静岡。「Life Time」は徳川慶喜が大政奉還後、浮月楼の庭をお作りになり、二十年にわたって住んでいた敷地内にあるライブハウス。毎日新曲を演奏し、かなりの進展を見せてきた。他の曲も毎日の変わりようが面白かった!
この日、ステージの合間に訃報が入る。大先輩のピアニスト辛島文雄さんが亡くなられた。苦しい闘病中にもピアノの前に座れば音楽を楽しみ、笑顔でプレイされていた姿に感銘を受けた。
辛島さん、本当にお疲れ様でした。安らかに!そして僕達はあなたのように死ぬまで音楽を追求していきます。

杉本智和、江藤良人。最高のトリオでした♫各地でお会いできたたくさんの人達に感謝です。ありがとうございました!!

ツアーの写真をどうぞご覧ください!!(順番が前後バラバラになってしまいましたが(^_^*))
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-pvydilj7re5b3yqs6r5iz56zrq-1001&uniqid=b466f62f-4357-4e35-9e9c-3b320a816c68

スライドショーはこちらから!!
https://box.yahoo.co.jp/guest/slideshow?sid=box-l-pvydilj7re5b3yqs6r5iz56zrq-1001&uniqid=b466f62f-4357-4e35-9e9c-3b320a816c68

投稿者 石井彰 : 01:35 | ライブ | コメント (0) | -
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