Jazz Japanで。。。。

ただ今発売中の「Jazz Japan vol.35」に拙文書かせて頂きました。

先月号、次号と3号に渡ってKeith Jarrett Standards Trioについての考察を。先月は新譜『Somewhere』のレビュー、今号は先月のコンサートのレポート、次号はこれまでの名演の解説。これはただ今執筆中ですが、かなり面白い切り口だと思いますよ。まあ、読むより聴け。聴くより感じよ〜ですがね!

今号のコンサートレポートの出来は、そこそこですが。。。。。

しかし、次号を御期待!!!

これはKeith Jarrett Standards Trioの誰でもが見たり聴いたりできる作品の中から、2曲をピックアップして、事細かに、その時の三人の心理状態をプロファイルしようという、少々おこがましくも珍しい試みです。これは皆さんが実際にその曲を聴きながら「なるほど!」とか、「いや違うんじゃない?」など、真実味を帯びて読めるものになると思います。

Keith Jarrett と言えば、Crales Lloyd(ts)、Miles Davis(tp)との共演というサイドマンとしての活躍もありますが、一連のソロピアノ作品、初期のトリオ、アメリカンカルテット、ヨーロピアンカルテット、クラシック系の作品、など素晴らしい作品も沢山あるのですが、Standards Trio
というフォーマットは、私がジャズを勉強し、演奏し始めた頃に衝撃を受け、リアルタイムで30年間、CD、コンサートで聴き続けた、あまりに愛着のあるバンド。私自身の音楽観生成に於いて、あまりに影響力が大きかったバンドです。

今回、「Jazz Japan」誌上で、先号、今月号、次号に渡ってKeith Jarrett Standards Trioについての記事を書かせてもらえたということは本当に幸せな事です。是非3号続けて読んで頂き、私がKeith Jarrettについてどのように聴き、感じ、考えているのかの一端でもわかっていただけたら幸いです。愛情込めて書いております!!

実は、他にも尊敬するミュージシャンは沢山います。その事についてめったに書こうとは思わないのですが、今回のKeith Jarrettについて事は特別です。

日野皓正さんは、「サッチモがおじいさんで、マイルスがお父さん」と言います。誰にでも出発点があり、インスピレーションの源となり、そこから自分の音楽を追究するというプロセスを経ています。武満徹さんは、作曲する前にバッハの「マタイ受難曲」を聴いたし、デュークエリントンに作曲を習いたいと思っていました。

私の場合、「Bill Evans,Bud Powell,Thelonious Monkがおじいさんで、Keith Jarrettがお父さん、Duke Ellingtonが神様」といったところでしょうか。

投稿者 石井彰 : 16:20 | その他

これが表紙!

投稿者 石井彰 : 2013年6月24日 16:21

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