Jazzピアニスト石井彰(Akira Ishii)の気まぐれな日記Blog 松山〜倉敷一人旅。写真多数有り。
昨年に引き続きコンサートを開催して頂きました。「砥部オーベルジュ」〜自然いっぱいの中に静かに佇む美しいフォルムの建物が現れる。ここを設計した建築家の武智和臣さん、そして香川在住のグラスアートの辻正昭さん、アシスタントの野沢恭子さん、そしてここの社長の越智様が企画して下さり、素晴らしい会となりました。
オーベルジュとは、主に郊外や地方にある宿泊設備を備えたレストランである。 地産地消のお料理と音楽などの芸術を発信していく素晴らしい地である。ライブの後には我々も美味しいお食事を頂き、愛媛県の味覚を堪能しました!来て頂いたお客様、そしてスタッフの皆さんに感謝〜ありがとうございました!!
オーベルジュコンサートの翌日は久しぶりのオフ!松山を堪能し尽くす〜の勢いで早起き。オーベルジュの朝食も野菜中心でヘルシー&美味。まずオーベルジュで使っているパン屋さんに直行し、パンを買い込み!そして恒例の寺巡りは〜四国霊場八十八ヶ所の四十五番『岩屋寺』。お遍路巡りの中でも有数の険しい山の上にあるお寺。「標高700m。奇峰が天を突き、巨岩の中腹に埋め込まれるように堂宇がたたずむ典型的な山岳霊場である。神仙境をおもわせる境内は、むかしから修験者が修行の場としていた」とある。大変な行軍だったが足がガクガク笑いながら何とか無事に下山。本堂、大師堂の仏像を拝むことは出来なかったが、山道の傍らには沢山の石仏が。
お昼には松山市内で絶品の『秋刀魚御膳』を頂き、道後温泉へ。伊佐爾波神社の石段は135段、これまたキツい!そして先だって火災に遭い焼失してしまった宝厳寺へ。一遍上人ゆかりの古刹だ。檀家さん達の協力で3年後には再建されるとのこと。汗だくになり歩いて行くと、ここにも武智和臣先生監修の日本旅館「うめのや」が。ここの温泉をゆっくり頂き汗を流す。そしてまた松山市内に戻り美味しいトンカツを頂き、砥部オーベルジュに戻ったのでした。うーん、充実した松山のオフでした。しかし、オーベルジュに戻ってもまだ20時だったのだ。。。。
そこで写真好きの藤内シェフと夜間撮影へとでかける(オフといっても休んでいる暇はないのだ!)そして撮れたのが冒頭の写真です。いろいろ試行錯誤して撮影しました。本当は真っ暗なんですよ。いやあ楽しかった!!
翌日移動。松山から倉敷への移動は思いのほか時間がかかる。瀬戸大橋を渡り岡山から倉敷へ。天気は悪いが台風の影響はほとんどなさそうだ。倉敷「アヴェニュウ」は、もうかれこれ20年ほど前から頻繁に出演させてもらっている岡山のホームグラウンド的なライブハウス。今回はソロピアノと地元ミュージシャンとのセッション。夕暮れの美観地区や白い壁の町並みを歩き、ソロを楽しみ、サックス奏者と二人のピアニストのセッションで盛り上がり、倉敷の夜は更けて行ったのでした。