Jazzピアニスト石井彰(Akira Ishii)の気まぐれな日記Blog 2010年3月
新しいカルテットのサウンドの今後を左右する上でも、大切な5日間のツアー。
大阪「ビルボード」二日間、名古屋「ブルーノート」、会員限定だったが京都「セレクテッド.ラポー」、下関「ビリー」と無事千秋楽を終えました。
新加入ベーシスト、須川崇志との化学変化もあって、バンド全体が一生命体として「変容」して行く場面が多くなったと実感。今後の個々の意識の向上で
更なる発展が期待できるようなツアーでした。いや、そうでなくてはならないし、それが楽しみだ!!
京都では美しい桜と風情ある風景に、しばし時を忘れました。関東はどうなんだろ?帰る頃に満開かな?
明日からは、金澤英明トリオのツアーが始まります。月夜の旅〜頑張ります!!
金澤英明(b)、石井彰(p)、石若駿(ds)による新CD「月夜の旅」が遂に完成!!発売は4月7日「Studio TLive Records」からですが、先行ライブ会場販売ということで、18日、松本のライブ会場で発売開始です!
今月のライブ会場でも販売ありますので、是非お聴き下さいませ。
3月22日(月) 三軒茶屋「オブサンズ」
23日(火) 調布「さくらんぼ」
29日(月) 浜松「ハーミットドルフィン」
30日(火) 名古屋「Lovery」
31日(水) 土岐「Bird & Diz」
アンサンブル金沢との共演を終え、日野さんと私とマネージャー田渕氏はレンタカーで信州は松本へ。左手に日本海沿岸を右手に立山連峰を見ながら新潟県まで北上、山脈を迂回して南下して長野へというルート。
素晴らしい会場の「松本市民芸術ホール」。デザインも音響も素晴らしい。ここでトリオにゲスト日野皓正というスペシャルカルテットでのコンサート。まずは、トリオで2曲演奏の後、日野さん登場。
日野さんの「Jon-Gyon」(本当はハングル表記)からスタート。深く静かに空間的な日野さんのプレイに我々もお客さんも早くも引きずり込まれる。。。
駿作の「The Boomers」、「Summer Time」、「Don’t Stop The Carnibal」と、非常に自由度の高い演奏であっという間に終わる。アンコールは「It’s There」だ。我々も演奏に満足だったし、CDサイン会でのお客さんの反応も良いものでした。
翌日はトリオだけのライブ。長野までの移動は近いので、松本探索に余念がない3人。
旧制高等学校跡の校舎、城下町の風情を残したままの蔵を使用した建築物など、レトロな雰囲気に満ち溢れ、ほっとするひと時を楽しみました。
長野市といえば、長野オリンピックの開会式の日のイベントで演奏に来たことがあったなあという記憶があるくらいで、ほとんど演奏に来たことは無いと思う。かなりな大都会です。
「Groovy」は正統派ジャズ喫茶という感じでマスターも気さくな方で、とても良いスペースだ。ピアノもヤマハG2にもかかわらず、しっかりと鳴るし、音も通って行くのがわかる。
満員のお客さんの前で、スタンダードも交え2時間の演奏。たいそう盛り上がり、CDの売れ行きも!!幸先の良いCD発売記念ライブとなりました。
今回のCDのジャケット写真には朝日新聞のカメラマン大野氏の写真(月に向かうかのような飛行機)が使用され、私が参加したピアノトリオのアルバムには(自分のトリオも含め)自分の姿は使用されない、というジンクスもしっかり守られたのであった(笑)!!
特筆すべきは、録音の良さ!エンジニアの青野光政氏のこだわりのマイク使用、渾身のミックス、マスタリング作業により、ステレオ版、モノラル版と両方録ってあるのです。今回はステレオ版ですが、モノラル録音のバージョンが1曲、完全に1本のマイクで録音されたものが1曲入っています。モノラル版も発売予定という、なんとレアな企画でしょう!?
どうぞお聴きください!!
日曜日、三重県は伊勢へ。ベースの古野光昭さんの故郷だ。古野さんのお兄さんが営むお蕎麦やさん、「遊行」でのライブ。僕が知る限り、全国で2軒目かな。。。ジャズライブをやるお蕎麦やさんは。
今回のメンバーは古野さんに、トランペットの市原ひかりさんとのドラムレストリオ。音の細部まで聞こえる、静かながらも熱いライブになりました。しかし、地元とは言え古野さん人気凄いです!!打ち上げも古野さんのお兄さんお姉さん交え、文字通りアットホームな雰囲気。とても楽しい一日でした。
翌日は朝早く起きて(と言っても9時過ぎ)、人生初の「お伊勢さん参り」へ。江戸時代の人々も、人生死ぬまでに一度はと目指した日本の聖地だ。神社の元祖か。
五十鈴川にかかる宇治橋を渡ると境内へ。空気感が清冽に変わってくるのが解る。ご正殿への道を行くにつれ、何故か気持ちが昂ぶる。想像していた神殿ではなくこじんまりした物だったが、やっと来れたという満足感に包まれる。やはり、日本人のDNAを受け継いでいるなあというのを実感。
あまり時間もなかったので、「おかげ横丁」を早足で散歩、食事をして、お伊勢さんを後に。短い時間だったが、満足度120パーセント!!
昨日火曜日は金沢入り。翌日の「アンサンブル金沢」と日野さんとの共演コンサートのリハーサルのためだ。素晴らしいオケ、素晴らしい指揮者の藤岡幸夫さん、素晴らしい県立音楽堂ホール。またまた本番が楽しみだ。
夕方にはリハーサルは終わり、オケのトランペッター2人と日野さんと共に地元のライブハウス「もっきりや」へ。お客さんは二人ほどだったが、いきなりの「突然ライブ」!!地元のトランペッター兼ドラマー、若手ドラマーも交え、白熱のライブは3ステージにも及んだのだった(笑)あー楽しかった!
本日は能登半島を北上し、七尾市へ。あいにく真冬のような寒さ。学生さんによるジャズも盛んなようだし、夏にはモンタレージャズフェスティバルもあるので、ジャズが盛んな街なのだ。
プログラムは純クラシックは無く、大河ドラマ「篤姫」の主題歌や、映画音楽、ジャズなどの気軽に楽しめるものでした。
前回も思ったが、オーケストラに180度囲まれ、演奏するというのは格別なものだ。文字通り、「包まれる」のだ。幸せ〜!
「スターダスト」「ラウンドミッドナイト」「マイロマンス」など、しっかり決められた演奏の他に、日野さんと完全デュオによる即興演奏では日野さんがドラムセットに座り、熱いドラミングを披露するなどハプニング続出で、とても楽しいコンサートでした。
沢山のお客さんにも喜んでいただき、またアンサンブル金沢の皆さんと共演したいなあと感慨深い夜でした。
ご存知、桂三枝師匠です!関東圏の方は「新婚さんいらっしゃい」の司会者かな?くらいの認識しかないのでしょうが。子供の頃、大阪のラジオ番組「ヤングタウン」、テレビでsh「ヤングおーおー」「パンチDEデート」を見て育ち、落語が好きになってからは彼の創作落語(古典落語に対する新ジャンル)に腹をかかえ。。。このような方とステージでご一緒できるとは!!
毎年恒例のスペシャルオリンピックのチャリティーイベント、日野皓正カルテットで出演。今月より、ベーシストは須川崇志が加わり、めでたくレギュラーメンバーとなりました。彼はバークリー音大卒業後、ニューヨークで研鑽を積み、菊池雅章さん(プーさん)の元でしごかれた経験を持つ若者。小柄ながら知性とガッツ溢れるスタイルは素晴らしかったです。これから和丸と共に、トリオ一丸となって日野さんに新しい刺激を与え、トリオだけでも凄い!と言われるくらいにならなきゃなと思います。その中でも、私の位置は正に「番頭さん」!!新番頭がんばらなくては。
このカルテットにハープの彩愛玲さん、桂三枝さんがゲストとして加わる。彩さんは柔らかな音色で「オーバーザレインボウ」を、三枝師匠は「さすらい人の子守唄」を素晴らしい歌声で歌った。
師匠の歌は生では実は以前聞いたことがある。大阪の繁盛亭という寄席で「童謡酒場」という話で、正に独演会のように歌われたのでした。
打ち上げは鶴橋の「空」という焼肉やさん。20年前大阪で活動していた頃、よく来ていた店だった。その頃はこじんまりとしたいい店だったが、えらく繁盛したらしく、店は拡大、支店までできているとの事。
とにかく、懐かしい〜嬉しい一日でした!!
だいぶ、春めいて来た今日このごろです。バンクーバーでは、浅田真央選手素晴らしい演技を見せてくれました。日本中が感動したことでしょう。悔しさを隠さずに涙したインタビュー、この人はこのまま終わらない!と、確信しました。しかし、キムヨナさんは憎らしいほど冷静で優雅でした。お見事!!
さて、2月も終わろうとする横浜本郷台リリスホール。こういうメンツが一同に会するのは珍しいだろう。田村博、嶋津健一、私、田中信正、スガダイロー、石田幹雄。
2台のピアノに一人づつ、あるいは2人づつ、正に襲いかかる!片方のピアノは鍵盤が欠けちゃったんだから。。。。
個性が強く、腕自慢になりがちかと思いきや、大変バランスの取れたコンサートになったと思います。ゲストの太田恵資さん(vln)がまた素晴らしい効果的な存在となりました。
大いに刺激を受けた一日となりました。またあると楽しいなあ!
左にスタインウエイ、右にヤマハ。
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