Jazzピアニスト石井彰(Akira Ishii)の気まぐれな日記Blog 2010年4月
三寒四温。。。。とまで行かないような、四月とは言えないような気候で。本当に調子狂っちゃいますね。
先週も、寒い雨の中、月曜は「Swing City」で「Scene of Jazz」で、久しぶりに全曲スタンダード演奏。基本に立ち戻り。
大阪音大の新学期も始まる。希望に瞳を輝かせる新入生に会うのは嬉しい。しかし、今年はピアノ科の新入生がゼロというのは寂しい限りだ。彼らの成長を期待したいものです。
「オブサンズ」では、須川崇志と、ノリノリこと吉澤紀子との臨時セッション。NYからの若いドラマーも飛び入り、ドリバンOB、現役選手も飛び入りして、大変盛り上がった一日となり。
「上町63」では、ヴァイオリンの会田桃子さんの情熱的で深い音色と、ほぼタンゴセッション。珍しくも楽しかったです。
経堂の「ワンダーランド」。小山彰太トリオ。ベース吉野弘志さん。このような野武士のような素晴らしい先輩方とトリオで演奏できるとは、幸せだし大変刺激的だ。スポーツカーのように加速して全速力!!というのとは違う。地を這うのを楽しむかのように、低速を舌で味わう。そして、空高く舞い上がる。至福のランデブー。
相模湖録音会。朝早く、天気も良く気持ちいいピクニック気分だ。久しぶりのベーゼンドルファーの音色にも包まれ、じわっと終了。ライブレコーディングを趣味とする人達、優雅でいいなあと思う。音楽家が家でスピーカーの前で音楽を聴く時間が少ないっていうのも、問題だなあ。。。
初めての愛知県豊田市。文字通りTOYOTAの街だ。「Keyborad」〜大阪「ミスターケリーズ」での安カ川大樹カルテットの演奏。メンバーはScene of Jazz +浜崎航だが、安カルテットだ。皆のオリジナルでプログラムを通したのも潔く、素晴らしいカルテットツアーでした。
「KAMOME」では、久しぶりのトリオ。やはり気持ちよい!普段着の素の自分なのだなあ。ピアノ自体も本当に手が掛けられていて、行く度に良く成っている。嬉しいことです。
今日は、このトリオ+竹内直さんですが、今日は直さんリーダーカルテットです。久しぶりの顔合わせで楽しみです!
群馬県桐生市に昔の佇まいを残した「有鄰館」という施設があります。
明治からの建築物は土蔵、煉瓦蔵があり、醤油や味噌、塩、モロミ、酒と多岐に渡る。すぐ隣には米蔵も。町もそうだが、非常に懐かしい気分にさせられます。今日は桜も満開、美しい街並みでした。
その煉瓦蔵で13年間ジャズコンサートがシリーズで行われていたのだが、本日最終回を迎えました。これまで4、5回は出演させていただいただろうか。。。。今回で第70回だという。
主催してこられたのは、アメリカ人のタッド.ローリー氏。トロンボーンプレイヤーだ。異国の地で家族と共に英会話教室を営みながら、地元での音楽活動を地道に続けてきたナイスガイ。音楽一家に育ち、奥様、3人のお子さんも自然に音楽に音楽に親しんでいる様子。
今日は「有鄰館ラストコンサート」ということで、タッド.ローリー(tb)クインテット、アンディ.ウルフ(ts)、石井彰(p)、金澤英明(b)、江藤良人(ds)というスペシャルバンド。ここに、ローリー一家というか、彼の二人の息子さん、娘さん、甥っ子の4人が加わり賑やかなステージとなりました。お兄ちゃんはトランペッター、弟はアルトサックス、お嬢ちゃんはヴォーカル、そして甥っ子のテナーサックス。
この素晴らしい蔵でのコンサートを名残惜しむかのように、たくさんのお客さん、演奏者、スタッフが一体となった感動的なコンサートでした。本当に終わりとは残念で仕方ありません!また不定期には開催されるかもという事で、希望はあります。
しかし、タッドさんの決してオーバーブロウしない訥々としたプレイ、大好きだなあ。。。
写真は煉瓦蔵の重厚なる入り口。
夜桜見物にしては、寒すぎた昨日の夜でしたね。上野公園には日曜とあって、たくさんの花見客が
集まっていましたが、風邪ひかないかなあ〜と、心配してしまいました。
私はといいますと、夜桜見物に行ったのではなく。。。秋葉原でのレッスンを終え、上野公園の奥のほうにあるホールにコンサートに行ってきました。
その風格ある建物、ご覧になったことありますか?旧東京音楽学校奏楽堂という重要文化財。
「明治23年に創建されたこの奏楽堂は日本最古の木造の洋式音楽ホールで移築後、昭和63年1月に国の重要文化財に指定されました。」と、ウエブサイトにはあります。現東京藝術大学のホールとして機能していたんですね。ここで、滝廉太郎、山田耕作、三浦環らが演奏していたそうです。日本の近代音楽の誕生の真っ只中に栄えた音楽堂。風格と気品、建物そのものが芸術品です。
オーケストラも乗っかる、かなり大きなステージ。客席と舞台の間には少しスペースが空いている。オーケストラピットだったのだろうか。。。?オペラも上演されていたのかもしれない。
肝心の音響も良かったです。近代のホールにあるような「密閉された中での音響の良さの追求」といった感じとは正反対で、悪く言えば外の音も丸聞こえ〜みたいな開放感(笑)の中、実に自然なアコースティックな音が心地よく染み渡りました。
あ、何のコンサートだったかって?書き忘れましたが、金澤英明バンドによる「春」というコンサートでした。溝入敬三さんとのダブルベース、柴田敏弥のピアノ、石若駿のドラムによる幽玄な音楽でした。
飛び入りで一曲弾いてきました!!
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