Jazzピアニスト石井彰(Akira Ishii)の気まぐれな日記Blog 2012年2月
また寒さがぶり返して来ました!雪が降るらしい。。。。
本日は、恵比寿で震災復興のチャリティーコンサートでした。恵比寿ロータリークラブ主催で、日野皓正カルテットの事実上、今年発ライブでした。
そろそろ震災から一年。被災地は復興に向けて踏み出した一年だったが、問題が山積み。しかも新しい心配事がどんどん出て来るのは目に見えている。国を上げて長期に渡り関心を持ち続け、力を合わせて日本全体の復興に関与して行きましょう。
来月も日野バンドは福島へ慰問演奏に行って参ります!!
今年初めから続けているウオーキングも、仕事の合間を見つけては歩く。知らない道を歩くのが楽しい。今日は恵比寿ガーデンプレイスから渋谷駅まで約3kmの寒空の下、夜のウオーキング。代官山の閑静な小径など、昼間も歩いてみたいし写真を撮ってみたい所が沢山あった!写真はガーデンプレイスでの不思議写真!?
告知です!!
明日というか本日2月29日 23:00からNHK BS1『地球テレビ エル.ムンド』という番組に生出演致します。ベースの安カ川大樹とのデュオ、夜中のくつろぎタイムにどうぞ!
本日は、生沢”AIK”佑一さんのレコ発ライブ。昨年レコーディングした、「AIKHOLIC In Blue」というアルバムは、日野"JINO"賢二(eb)をプロデューサーに、私のピアノ、須川崇志のベース、田中徳崇とFUYUのドラムというリズムセクション。そしてゲストに日野皓正(tp)、アンディ.ウルフ(ts)という豪華メンバー。
我々世代の、いわゆる「懐メロ」を、英語に訳し、ジャズテイスト溢れるアレンジで聴かせるという試み。「ロックンロール.ウイドウ」といえば山口百恵、「Monkey Magic」といえばゴダイゴといった具合だ。AIKさんの歌声はソウルフルでハートに溢れ、力強い。どこか、トム.ウエイツを彷彿される、個性的なヴォイスだ。
本日は、ドラムはFUYU一人だったが、ギターにマサ小浜を迎え、エキサイティングなステージとなりました。プロデューサーJINOの采配が冴え渡る!
是非、また演奏したい!全員の意見です。次回ライブがいつあるかはわかりませんが、お楽しみに!
極寒の北海道。
11日、とかち帯広空港に降り立った。気温はマイナス5度。相当覚悟して重装備で行ったのだが、陽射しも暖かく、少々拍子抜け。。。。。。したのは、後々大きな誤りだった事に気づくことになるのだ。
帯広の友人、浦島久氏のお招きで彼の英会話学校でのソロライブ、久しぶりの北海道とジンギスカンと写真を撮れる事で、とても楽しみにしていたのだった。
まずは、昼食。ジンギスカンで腹ごしらえということで、その名もそのまま「北海道」というお店で、美味しい羊ちゃんを頂いた。
ホテルでシャワーを浴びて、ジンギスカン臭にまみれた体、頭を洗い、さっぱりとして、会場の「ジョイ.イングリッシュ.アカデミー」へ。想像していたのと違い、アンティーク調で落ち着いたインテリアで統一された部屋。学校のホールというより、とても広い応接間といった感じ。アップライトだが良いサウンドのピアノも部屋にマッチしている。
この寒い中、沢山のお客さんで満員の会場はまさにアットホームなで暖かい空気に満ちている。
ライブ後半では、浦島氏の写真作品をスライドで映し出し、それに合わせて弾くという試みも。そして、地元ピアニスト藤原志津花さんの飛び入りしての連弾ありと、バラエティに富んで楽しいライブとなりました。
会場を手早く片付け、近くのラーメン屋さんで軽く食事をして、もの凄い早い時間にお開き。
実は翌日夜明け前に写真を撮りに行くのが、今回の最重要ミッションなのだ。
浦島久氏のお父様は、十勝の風景を撮り続けたカメラマン。以前からCDを聞いて頂いていて、メールのやり取りをしていた仲だったが、亡くなったお父様の写真展が銀座で開催された際に見に行き、そこでお会いしたのが浦島氏との交友の始まり。7年前にも帯広での「冬の十勝音楽祭」にもトリオで呼んでいただいた。
彼は、その後写真を撮り始め、十勝の風景に魅了され、ある木を撮り続けていて、その作品の素晴らしさを知っていたので、その木のある場所に連れて行ってもらえると決まった時から、この日を心待ちにしていたのだ。
朝5時前に帯広のホテルを出発。なんと浦島氏の友人で先生でもあるカメラマンの戸張良彦さんも同行されるということで、プロのカメラマンからのアドバイスも受けられるとヴォルテージも最高潮。しかし、気温マイナス23度。。。。
まずは、豊頃町の「ハルニレの木」。浦島氏のテリトリーにお邪魔させていただく感じ。写真でしか見たことのない木がすぐそこに!
オーバーズボンと長靴を貸していただき、革手袋、マフラーにスキー帽、ダウンジャケット。重装備にもかかわらず寒さは容赦ない。手の先、つま先、かかと、だんだん感覚が無くなってくる。しかし、空気は清々しく透明感が凄い。
撮影スポットに三脚を設置し、日の出を待つ。白々と夜明けと共に群青色の空が明るくなり、地平線が赤みを帯びてくる。徐々にハルニレの木の姿がはっきりと見えてくる。広い雪原にポツンと140年前からこの景色を見守り続けたハルニレの木。この極寒の空気の中でももの凄い生命力で枝を空に向かって伸ばしている姿に感動!!!雪に足を取られながらも夢中で撮り続ける。太陽がすっかり姿を現し、赤い光が金色になるまでのほんの僅かの時間。至福の時間でした。
興奮覚めやらぬまま、次のスポットである大津浜へ。ここは戸張さんの秘密の撮影スポット。海岸に流氷が流れ着き、一面に氷塊が敷き詰められている。そして、海面には「けあらし」という、水蒸気が立ち上っている。この世とは思えない風景が目の前に広がっている!?何だこれは?自分の目を疑うが現実なのだ。同じ日本なのに、こんなにも自然環境が違うということを目の当たりにすることができて新しい感動が!
これは世界でも珍しい現象だそうで、この流氷のかけらを「ジュエリーアイス」と浦島さんが命名したそうだ。
数時間の内に動き回って撮影し続けて、空腹感も忘れ、指先が全く感覚が無くなっているのも気にせず。ふと気づくと、まだ9時過ぎだ。しかし、寒さと空腹と疲労で頭がぼーっとしてくる。
豊頃町のドーナツやさん「朝日堂」さん宅に朝食をごちそうになりに行く。主の岡本さんは、浦島氏のお父様の写真のお弟子さん。作り立てのドーナツと温かいカレーうどんの朝食で段々正気に戻って来る。
その後、幕別に足を伸ばし、十勝の木を使って器を作っていらっしゃる佐々木要さんの工房にお邪魔して、作業場を見学させていただいた。元小学校だったという工房には材料の木の板から、切り出して丸くカットし、形を整えてお椀や皿、盆になって行く段階が見て取れ、大変興味深い。作品は東京でも展示即売される機会も多いと聞いて、是非次回東京での展示会があった際には見てみたいものです。
さて、昼食は当然ジンギスカン!!日本一美味い!という帯広自慢の「白樺」。その通り、最高に美味しかったです。
そして、午後には有名な「幸福駅」を見学。この駅は旧国鉄広尾線の駅(廃駅)である。広尾線の廃止に伴い1987年に廃止された。可愛らしい駅舎には幸せを願い、ここに来た人達の名刺が辺り一面に張り巡らされ、ちょっとびっくり。しかし、ノスタルジックな雰囲気で和んでしまった。
時間が経つのは速く、今回の十勝撮影ツアーはタイムアップ。夕方の便で帰って来ました。東京の外気に触れた時、暑く感じられたのは気のせいでしょうか?いえ、寒波も去って、春が一歩近づいた証拠でしょう。
今でも脳裏に十勝の素晴らしい風景がはっきりと残っています。来年も是非行きたい。もっとゆっくり時間を取って!!
新宿「Pit Inn」の幽玄郷ライブ、盛況に終わりました。ありがとうございました!
今回で4回目のライブだったが、メンバー全員のオリジナル、そしてメンバー全員が共感を覚える曲をチョイス。メロディアスかつフリーリーな展開。とても楽しく演奏できました。
幽玄とは、芸術領域における日本文化の基層となる理念の一つ。深淵で、心の艶を伴う様。
日本人ならではの感性、侘び寂び、空間を大切にした音楽を目指して継続して行きたいバンドの一つになりました。今後ともよろしくお願いします!!
NHK横浜FM「サウンドクルーズ」のHPでも先日のライブの模様がアップされましたので、こちらもお楽しみ下さい!
http://www.nhk.or.jp/yokohama/program/004/
今月に入り、四国を4日間、そして倉敷2日間というツアーを終えました。
徳島「Swing」、丸亀「D's Club」、高松「So Nice」、徳島「相生森林美術館」の4カ所、徳島在住のヴァイオリニスト猪子恵さんは私の小学校時代の同級生。数年前、ひょんなことから、その事が判明し、以後交流が続いており、今回も彼女のコーディネートでのライブツアーだ。
どの会場でも地元の暖かい沢山のお客様に聴いていただきました。クラシックの方だが、近年はジャズ、タンゴに挑戦しておられ、今回もジャズを中心に。
さて、四国と言えば。 !!!!! さぬきうどんです!!!!!
今回も丸亀で3軒で美味しいうどんに舌鼓。。。寒い冬には熱々の釜揚げうどん、釜玉うどんが最高!写真は「なかむら」のシンプルで奇麗な「釜玉」。今回も四国は大変な寒波で丸亀は雪も見られた。
さて、丸亀と言えば。うどんとセットになっている(私の中では)「白川ピアノ」さん。調律ではいつもお世話になっているが、残念ながらまだピアノを購入したことはない(笑)。にもかかわらず、毎回毎回図々しくショールームにお邪魔するのだ。
今回もシュタイングレーバー、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインといった素晴らしいピアノを弾かせて頂き、工房を見学させて頂き、至福のひと時を過ごしたのでした。
さて、今回初めて食べた食材!!それは「大アサリ」!!ハマグリほどあるアサリ。味は確かにアサリだが、まあその新鮮さにびっくり。採れたてをコンロで焼きながら醤油、酒、バターで味付けした熱々を。。。。。言葉になりません。
倉敷「アヴェニュウ」では今回、地元の若手ミュージシャンとの共演でした。赤堀嘉美(b)、片岡コウ(ds)とは初対面。精一杯の音楽をぶつけて来てくれて大熱演になりました。前日には地元のピアニスト、ヴォーカリストにクリニックをしたりと、新しい試み。より倉敷に深く交流できて大変貴重な二日間でした。
さて、今回初めて食べた物。それは「カキオコ」です!!岡山県の東部にある海沿いの町、日生(ひなせ)。ここは広島にも劣らないほどの牡蠣の産地なのだ。ここでしか食べられない「カキオコ」は広島のお好み焼きとは少々違う。ベースは関西風というか普通なのだが、一人前の牡蠣の量が半端ない。牡蠣の周りを生地が取り囲むといった感じ。
正直言って、まあまあでした(笑)一口目は「おーっ!」という感じなのだが、少々生地が生っぽく、だんだん飽きてくる。うーん、残念。テーブル席でお皿に出て来たのが悪かったのかも。お好み焼きはやはり鉄板席で熱々のまま、ふーふー言って食べないとね!!
このままでは帰れないということで、漁港へ行き、焼きガキを!バーベキューセンターを見つけたが、もう牡蠣は売り切れ。「処理場へ行って分けてもらっておいで」という、おばちゃんの言葉に、離れた場所にある建物に恐る恐る入って行くと。。。。そこは、大量の牡蠣をさばく作業場だったのです!いったい何人の方が働いているんだろう!?一人一日30キロくらい剥くらしい。
そこで少々牡蠣を分けてもらい、炭火でバーベキューして食べたのが結局最高でした!!当たり前か!?
ああ〜牡蠣はもうしばらくいいです。
帰京して、また直ぐにそのままTrio Liveに。先週と同じパターンだなあ。吉祥寺「Sometime」、雪がちらつき、何かの曲を思い出す。
毎回3ステージたっぷりと演奏するのだが、今年から2ステージに。その分、濃い〜〜音楽をお届けして参りました。杉本智和も定着して一年、キーパーソンになって変幻自在に駆け回ってくれる。江藤良人も繊細、かつ獰猛に吠える。我ながら良いトリオだと思う。
石井彰Trioの次回ライブは、3月22日に神楽坂「The Glee」にて行います。乞うご期待!
本日、2月10日は新宿「Pit Inn」にて、「幽玄郷〜yu-gen-kyo」のライブです。
市野元彦(gt) 石井彰(p) 吉野弘志(b) 小山彰太(ds)
20:00 start
幽玄とは、静か,かすかで奥深いこと,深遠微妙であること。こういうサウンドをお届けしたいです。是非お越し下さい!!
もう、あっという間に2月です。寒さもピークを迎え、あとは春に向けて暖かくなるばかりと思えば、気分もウキウキとして来るってえもんです。
浜松〜九州〜大阪と回って帰って参りました。九州も南部に行くにつれ、考えられない暖かさに!
浜松「田町サロン」では、ソロ、息子とのヴァイオリンとピアノデュオ。。。となるはずだったのだが。1部の途中に主催者の平野氏が、地元ミュージシャンが飛び入りしたいので、相手をしてやってくれないか〜という旨のアナウンスが。快く受けて、どんな若者が登場するやと思いきや、出て来たのは、ひげ面のおやじ。どうも見た事ある。。。え〜〜っ!!!?金澤英明!?
かなり前から主催者共々企んで、ドッキリで私を嵌めようとしていたらしい。まあ手の込んだというか、あきれてしまった(笑)何かのついでではなく、わざわざ東京から来て翌日帰るという!
ペースは乱れたが、後半のクラシックとタンゴもなんとか事なきを得る。冷や汗もののライブだった。
翌日、九州は博多へ。ホームグラウンド的な「ニューコンボ」はとてもアットホームなライブハウス。私の演奏を心待ちにしていてくれる人達が沢山いらっしゃるというのは非常に幸せ!じっくりとスタンダード中心に。
そして熊本は玉名へ。そしてさらに車で合志市という所まで行く。「食奏うえの」は2度目。ご夫婦で経営してらっしゃるレストランだ。ゆったりとした店内にピアノの音色が響き渡る、極めて気持ちの良い空間だ。
鹿児島志布志は1年間で、なんと3度も訪れることになった。昨年冬トリオで、11月にジャズストリートで。そして今回。何かの縁だろう。気候は温暖、海が近く、非常に癒される雰囲気だ。「島津楽器キュレオホール」でのライブは、日曜の昼ということもあって、お子さんがかなり沢山見える。長いコンサートでも騒いだりすることなく最後まで本当に真剣に聞いてくれて、こちらとしても、やりがい十分。良い千秋楽となりました。
翌日は大阪へ飛び、ミナミのミュージックバー「S.O.Ra」。被災した子供達の壊れてしまった楽器を修復するための基金を集めるチャリティーでした。こういった明確な目標があるチャリティーは良いですね。子供達に希望の光が見えるように少しづつでも支援して行きたいです。
今回はボサノバユニット「Naomi&Goro」との共演。ボサノバの名曲オンパレードで、新鮮で楽しいライブでした!トップの写真はライブ後の「Naomi&Goro&Akira」(笑)
旅先でのウオーキングも欠かさないようになった。真夜中の徘徊だったりするのだが。。。。夕暮れの志布志は最高の気分だった。深夜のミナミはちょっと残念。昔を知っているだけに、道頓堀〜宗右衛門町あたりの歌舞伎町のようになってしまった様変わりは目も当てられない酷さだ。風情を大切にしようよ!!!!
翌日は横浜に帰り、「KAMOME」で今年初の「石井彰Trio」。懐かしい杉本智和(b)江藤良人(ds)の顔を見て、むちゃくちゃホッとする。久しぶりのトリオの音楽はスムースとは言えなかったが、スリリングな展開を見せたライブになりました。今年もバリバリやりますよ!!
ご報告ですが、1月25日の「NHK 横浜」での「FMサウンド.クルーズ〜幽玄郷ライブ」生放送も無事終了しました。聴くことが出来ない地域(出来る地域が小さいとも言える!)の為に、NHKのホームページで動画がアップされる予定だったのですが、スタッフが動画収録に失敗!録音された演奏に写真を当てはめ、スライドショーを制作することが決定しています。しばらくお待ち下さいませ。
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