何年ぶりのパリ!?前回はパリのミュージシャンに混じってライブハウスでの演奏だった。多分7、8年前。今回は「パリ日本文化会館」での日野皓正クインテットでのコンサートだ。
2月25日に日野皓正(tp)杉本智和(b)石若駿(ds)マネージャーの田渕等、そして私の5人は羽田からパリへ飛び立った。12時間のフライトはきつい!映画も2本半見れたな〜!
シャルルドゴール空港に到着後、バスでパリ市内へ移動。東京より少し寒いくらいかな。久しぶりのヨーロッパの冷たい空気が気持ち良い。エッフェル塔が我々を迎えてくれる。滞在のホテルもエッフェル塔近くだ。
先にパリ入りしていた寺久保エレナ(as)と合流し、会場でのリハーサル。初めての組み合わせのクインテットなので入念なリハーサル。長旅の疲れも忘れる。リハ後、パリでの初食事。近くのレストランカフェでステーキを頂く。歯ごたえと味が十分のステーキ、美味しいポテトフライ!やはり外国に来たなあと実感。
今回は二日間の公演が夜にある。パリ在住の日本の方達、日本文化に興味があるフランス人たちが多数集まった。コンサートは「ジョンギョン」という日野さんのオリジナルでオープニング。韓国語で尊敬という意味のタイトル。雅楽にインスパイアされているので、日本的空間的な演奏。日野さんの表現する世界観はアメリカのジャズではなく、日本人アジア人としてのアイデンティティを意識したパーソナルな音楽。何かの真似、何とか風では許されない。自分を余すことなく表現する。そこにジャズの持つ自由な表現法を用いる。そのエネルギーはパリの人々にも十分伝わったのだと思う。二日間とも満員のお客さんからの熱い声援が嬉しかった!
今回の自由時間の使い方。パリの街の風景の写真をしっかり撮ってくること!!歩き回ってパリを切り取ってくる〜これに尽きる。コンサートがある日中もちょこちょこ歩き廻り沢山撮ってきました。1日は完全オフもあったので歩き廻りすぎて疲れましたが。。。
ミュージアムも行きたいのだがパリのミュージアムを見回るには何週間も必要なくらいだ。今回は「ピカソミュージアム」だけ。ここは規模も小さく数時間で一応見て回れる。ピカソの残した数々のデッサンもあり、同じ作品をまとめ上げるのに試行錯誤を繰り返していたのがよくわかる。テーマごとに展示されていてとても興味深く楽しめた。
もう一つ、カルティエ美術館で「森山大道展」を見れたのも、とても嬉しかった。尊敬する写真家森山大道。ストリートフォトの大家、「アレ、ブレ」が、それまでも魅力的な力強い写真。それ以上に本人の強い欲望が写真を撮らせているのだという事がビンビン伝わる写真。これにヤラレてしまっているのだ。写真で芸術を表現しようとしているのでは無い。写真とは複写であると言い切ってしまうのも潔くて大好きだ。記憶の記録。これに尽きる。
パリで見る森山大道の写真は見せ方も含め最高だった。タイミングが合った事が嬉しくて仕方が無い!!
パリは昨年の悲しいテロ事件が記憶に新しい。事情はどうあれ、無差別大量殺人は断じて許されない。テロの犠牲者への献花台にも行って手を合わせる。機関銃を持った兵士たちが多数歩き回っているので緊張感がハンパ無い。
今回はほとんど左岸地区ばかり歩いた。エッフェル塔、モンパルナス、サン=ジェルマンデュプレ、セーヌ川、シテ島のノートルダム寺院。右岸で行ったのはマレ、バスティーユのマルシェ、シャトレあたりかな。アンリカルティエ=ブレッソンが撮ったのと同じ場所からシテ島を撮れたのも嬉しい。
街のどこを見ても目新しくカメラを向けたくなる。しかし漫然と撮っていると同じような写真ばかりになってしまう。街は舞台だ。そこで繰り広げらる偶然のドラマ、マクロ的に街を見つめることができればと思って沢山撮ってきました。
みなさんに見ていただけるようにアルバムを編集しましたので、どうぞご覧ください!!!
スライドショーはこちらから!!
シテ島の写真にはびっくりです。
アッジェ、ブレッソンのパリが伝わってきますよ。
お待ちしております。
ブレッソンも森山大道も、マグナムの写真集で見ました。ライカ遣いでしたでしょうか?そういうグロテスクな現実写真もがお好きだとは知りませんでした。ハッとさせられるところがアートだと思います。