Jazzピアニスト石井彰(Akira Ishii)の気まぐれな日記Blog
梅雨空もなかなか長続きせず、もう夏の予感を感じさせるこの頃でございます。
今月は珍しいセッションや初顔合わせセッションなど、バラエティに富んで。しかし、もっといろんな意味でゆとりを持たねばと思っています。腰をどしりと落ち着かせて!
先週の日曜日月曜日は久しぶりにゆったりと過ごせた。沼津の「時代」というお店、そして浜松の「田町サロン」という所でのベースの金澤英明デュオ。沼津でのセッションが早く終わり、その足で浜松へ。浜松といえば「ジンギスカン」!(笑)お気に入りの店があるのです。そこで遅い夕食を済ませ、宿泊。明日の会場「田町クラブ」は地元の不動産やさんの社長の平野さんの販売するマンションの1階にある販売センター兼サロンのような贅沢な空間。その最上階が彼のゲストハウスになっていて、そこに泊めてもらうのだ。まあ、なんと凄い高級マンション!?夜景は凄いわ、広大な空間だわ大変。そこで二日間ゆっくり過ごさせていただきました。
演奏も大歓迎を持って受け入れられ、とても気分良く、美味しいお魚もいただき、ついでに帰京する途中、焼肉ランチまで。時間的ゆとりと、美味しい食事。これが揃うととてもホント幸せですな!
26日から日野クインテットの本格的な夏が始動。横浜「motion blue」3Daysからスタート。何か皆、スタンスが変化して、面白い場面が沢山出てくる。歯車が噛み合うと、こんなに面白いんだ!と、嬉しくわくわくする時が何度もあった。日野さんの新曲も素晴らしいメロディー。これからどうなっていくんだろう?
三日間で飛び入りも4人。TOKU(tp)、すながありさ(vo)、オマさんこと鈴木勲さん(b)、中村恵介(tp)。
飛び入っても基本的フリーのセッションだ。新しい空気がガンガン入り、皆素晴らしかった。特に今年70半ばになろうという大ベテラン、オマさんの若々しさ!圧倒される。見習わなきゃ!
さて試練であり、チャレンジの7月がやってくる。この夏で腰が10kgくらい太りたいもんだ(笑)
p.s.日野さんはこの度、本を出版。「逆光」という自叙伝だ。とても興味深い内容となっております。今のバンドのことなども書かれていて。一冊いただきました!
梅雨は我々ミュージシャンにとっては大変な季節です。楽器の具合にまず影響が出る。木材を使っているアコースティック楽器に湿気は大敵。ピアノもほとんどが木材だし。例えばチューニングピンを支えるピンブロック、響板。少なからず、音に影響が出る。アクションの細かい部分の動きにも影響があるだろう。鍵盤も滑って弾きにくくなることも。。。。
とにかく、楽器ってものはデリケートなんです。
かといって、やなことばかりじゃない。小雨降る夜道なんか風情があっていいじゃありませんか?木々や草花に雫。道路に跳ねる雨に車のヘッドライトや街の明かりが反射するっていうのはロマッチックなものじゃあないですか。
実際スタンダードやポップス、歌謡曲や演歌にも「雨」をテーマにした曲も多いのはご承知の通り。
「Here's That Rainy Day」。。。。。。とてもロマッチックで大好きな曲です。
Rainy Day in KAMOME は私のレギュラーメンバーのトリオで楽しみました。久しぶりの顔合わせだが、何の心配も要らない。ただ音楽を、会話を楽しむのみ。
新曲の「Beautiful Tomorrow」も、とてもいい感じで演奏できました。新しいレパートリーの誕生です。
次回、「KAMOME」でのトリオの演奏は8月25日。夏真っ盛りですね。落ち着く店内で我々の演奏、美味しいお酒を楽しみにいらしてください。ビール美味しいでしょうねええ!!
千葉県佐原。小江戸と呼ばれる素敵な街だ。伊能忠敬の地でもある。
「ギャラリー卯兵衛」は江戸時代からの元呉服屋さん。ギャラリー、喫茶店、民芸品などのお土産やさんが一体となったスペース。もう何度も演奏している。行くのが楽しみな場所。
今回は、若手を起用し、新しいバンドを組んでの試み。
ギターに市野元彦、ベースに西嶋徹、ドラムに松下マサナオ。いずれも最近知り合い、演奏するようになったメンバー。この組み合わせを考え出すのには時間はかからなかった。
派手ではなく、じっくり深く音楽をできるのではないかと思ったからだ。
結果は、上々だった。ほとんど皆が初顔合わせにもかかわらず、一瞬にして考えを察知してくれる。というか、それができる確信があったから。
少しずつ大切にしていきたい出会いでした。
オーケストラアンサンブル金沢。文字通り石川県金沢に拠点を置くオーケストラ。このオーケストラとの
共演は二回目だ。
日野さんと僕がオーケストラに入り、映画音楽とジャズを演奏する。
29日にリハーサルのため金沢入りし、いきなりステージ上で合わせ。。。。。なかなかこういう雰囲気や状況に慣れていないので戸惑った。パート譜しか渡されていないので、アレンジの全貌が見えないうちに、これまた慣れない、指揮者に合わせるという行為。まずはおざなりな演奏しかできないってもんでしょう!?(苦笑)クラシック的な呼吸とジャズにおける阿吽の呼吸の違い。オーケストラは指揮者が率いる巨大生物だ!まずは飲み込まれ、内部から落ち着いて良く眺め、全貌を見つめる必要がある。
いろいろ日野さんの提案をアレンジに急遽盛り込んだりして合わせて行き、リハーサルは無事終了。スコアを借りて細部をチェックし、初日は夕方までで終わり。夜は食事後、ライブハウス「もっきりや」に遊びに行き、日野さんとともに乱入し、デュオやセッションをし、調子を取り戻す(笑)
30日は小松に移動し、本番。鈴木織衛さんの指揮で前半はグリーグとワーグナー。とても素晴らしいアンサンブルだ。
そして後半、我々の演奏は「スターダスト」から。途中ヴァイオリンのステファン.スキバさんをフィーチャーした「ニューシネマパラダイス」を挟み、「マイロマンス」「マイプレイヤー」。そしてプログラムにない、日野さんと僕だけのデュオで「エッジス」。一番リラックスして演奏できたなあ〜。そして「ラウンドミッドナイト」で締め。そしてアンコールで「虹の彼方に」。最初のワンコーラスはデュオでの自由な演奏からオーケストラとのアンサンブルにつないで行くというのが、苦労した所。なんとか上手くいった!!(少し焦ったが)
しかし、オーケストラのほぼ中央で演奏するというのは気持ちのいいものだ。前後をストリングス、左側に金管木管打楽器、右に日野さん。いやあ、贅沢でした!!
打ち上げでは美味しい北陸のお魚に舌鼓を打ち、楽しい二日間となりました。
今日は羽田から御茶ノ水「NARU」へ。安カ川君と池長さんのトリオ、まったりと楽しんで演奏することができました。
そして、もう6月になりました。梅雨の季節ですね。
今月の初めのライブは、初SOLO LIVE AT 「Art Cafe Friends」。恵比寿の駅から程近い新しいライブハウスで、ピアノもスタインウエイがあります。ギャラリーの中でライブ!のような雰囲気を楽しみに来られてはいかがでしょうか?お待ち致しております!!
6月2日(火) 18:00 open 19:30 start
music charge \3000
東京都渋谷区恵比寿南1−7−8 恵比寿サウス・ワン B1
03-6382-9050
先週のNHK−FM Session 2009 たくさんの方々に聞いていただき、誠にありがとうございました。
聴き逃した!!という方からの声もありましたので、もう一度!!!
5月22日 午前10:00〜 再放送です。午前ですのでお間違い無く。もう8時間後か。。。。。遅いアップで
申し訳ありません。
しかし、24日の午後10:00〜 リスナーズセレクションでアンコール曲をオンエアですので、そちらも是非お聴きくださいね。
★スケジュール緊急追加情報★
5月23日(土) 吉祥寺サムタイム 竹内直(ts)カルテット 19:30〜 です。直さんとは、明日の池袋「アップルジャンプ」と二日連続になります。
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今日は横浜Firstで津村和彦さん(g)のトリオを太田恵資さん(vln)と共に。お二方とも、暖かく大きく深く、時に激しく、美しい。素晴らしい「大人」だ。うーーーん、楽しかった!次回この組み合わせでのライブは、6月23日 大塚グレコにて。乞うご期待!
トコさん。日野元彦さんが53歳という若さでこの世を去ってから、早くも10年が経ってしまった。
その一年前、僕は日野皓正クインテットに参加することが出来、トコさんとの演奏することができたのは、短いものだった。
それまでに、何度も顔を合わせたり、セッションでは演奏をしたことがあるに関わらず一向に名前を覚えてもらえない。。。初めて日野クインテットに参加したその日、僕の顔を見て「Youが石井か〜!?」
必死にステージに喰らいついていき、演奏を終え、ホテルに入り、トコさんの部屋に呼ばれ、ビールを飲みながらいろいろ話ていただき、「アニキのバンドに入っちゃうかもしれないよ〜!」
新しいクインテットを結成の際、川嶋哲郎、山田穣、安カ川大樹とともに起用され、レコーディング。自分の曲を3曲も取り上げられ、その1曲「Double Chant」がアルバムタイトルにもなった。
演奏や、ステージ以外でも大切な事をたくさん教わった。
いろいろな想い出があり、宝物のように大切にしていきたい。
アルフィーでのメモリアルセッションには、日野皓正クインテットの他、伊藤君子さん、渡辺裕之さん、井上功一、力武誠、石若駿、マーク.テイラーとたくさんのミュージシャンが飛び入り。賑やかに演奏を楽しんだ。
みんなの心にも、アルフィーにもトコさんは確かに生き続けているんだなと思った。
赤坂のTBS村にある、ポップスロック系の素晴らしい会場でした!
日野皓正クインテット 寂光ツアーの最終日はここで行われました。激しいアウエイ戦を経てホームに帰って来た感じで、感慨深い。
日野さんの新曲「The Seer」も毎日少しづつ形を変え、だいぶ完成度も上がった。
ずっと模索し続けてきた日野クインテット流フリーミュージックの一つの到達点を見たと感じることができたと思う。一人ひとりの自主性、強さ、バランス感覚が、タペストリーの様に編み上げられる。
ここまでの道のりは、紆余曲折いろいろあったが、今は満足感でいっぱいだ。自分の音楽観もかなり変わってきたように思います。さらに深く冷静に音楽を見つめて行きたいと強く思います。
昨年11月に発売された、日野皓正クインテットのアルバム「寂光」はSJ誌の「日本ジャズ賞」を受賞し、今、満を持して全国ツアー中です。
福岡を皮切りに、札幌「ZEPP」、大阪「なんばHatch」、岡崎「シビックセンター」を無事終えました。
これほどまでにシリアスな音楽。
やりがいも一際。
今日は、名古屋から午前中に戻り、世田谷ドリームジャズバンドの開校式と卒業式がありました。久しぶりの顔合わせ。日野校長のゲキも飛ぶが、卒業生諸君の演奏は素晴らしかった。これからもジャズを続けていく人、他の道を行く人、それぞれあると思うが、ここでの厳しくも貴重な体験は何事にも変えがたい物だと誇りに思って欲しいと切に願っている。
そんな彼らは、27日の寂光ツアー最終公演「赤坂BLITZ」のオープニングアクトを務める。
会場/赤坂BLITZ(東京都港区)
出演/日野皓正 Quintet(開場時にオープニングアクト DJB plus+)
開場/18:00 開演/19:00 金額/\6,300(全席指定)
お問い合わせ/03-5436-9600(DISK GARAGE weekday12:00-19:00)
どうぞ聴きにいらして下さい!
写真は大阪公演の直前、懐かしのミナミをお散歩中見つけた、変なホテルのエントランス。なんか誰かに似てる気がする。。。。。。
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