伊勢〜金沢


日曜日、三重県は伊勢へ。ベースの古野光昭さんの故郷だ。古野さんのお兄さんが営むお蕎麦やさん、「遊行」でのライブ。僕が知る限り、全国で2軒目かな。。。ジャズライブをやるお蕎麦やさんは。

今回のメンバーは古野さんに、トランペットの市原ひかりさんとのドラムレストリオ。音の細部まで聞こえる、静かながらも熱いライブになりました。しかし、地元とは言え古野さん人気凄いです!!打ち上げも古野さんのお兄さんお姉さん交え、文字通りアットホームな雰囲気。とても楽しい一日でした。

翌日は朝早く起きて(と言っても9時過ぎ)、人生初の「お伊勢さん参り」へ。江戸時代の人々も、人生死ぬまでに一度はと目指した日本の聖地だ。神社の元祖か。

五十鈴川にかかる宇治橋を渡ると境内へ。空気感が清冽に変わってくるのが解る。ご正殿への道を行くにつれ、何故か気持ちが昂ぶる。想像していた神殿ではなくこじんまりした物だったが、やっと来れたという満足感に包まれる。やはり、日本人のDNAを受け継いでいるなあというのを実感。

あまり時間もなかったので、「おかげ横丁」を早足で散歩、食事をして、お伊勢さんを後に。短い時間だったが、満足度120パーセント!!


昨日火曜日は金沢入り。翌日の「アンサンブル金沢」と日野さんとの共演コンサートのリハーサルのためだ。素晴らしいオケ、素晴らしい指揮者の藤岡幸夫さん、素晴らしい県立音楽堂ホール。またまた本番が楽しみだ。

夕方にはリハーサルは終わり、オケのトランペッター2人と日野さんと共に地元のライブハウス「もっきりや」へ。お客さんは二人ほどだったが、いきなりの「突然ライブ」!!地元のトランペッター兼ドラマー、若手ドラマーも交え、白熱のライブは3ステージにも及んだのだった(笑)あー楽しかった!


本日は能登半島を北上し、七尾市へ。あいにく真冬のような寒さ。学生さんによるジャズも盛んなようだし、夏にはモンタレージャズフェスティバルもあるので、ジャズが盛んな街なのだ。

プログラムは純クラシックは無く、大河ドラマ「篤姫」の主題歌や、映画音楽、ジャズなどの気軽に楽しめるものでした。

前回も思ったが、オーケストラに180度囲まれ、演奏するというのは格別なものだ。文字通り、「包まれる」のだ。幸せ〜!

「スターダスト」「ラウンドミッドナイト」「マイロマンス」など、しっかり決められた演奏の他に、日野さんと完全デュオによる即興演奏では日野さんがドラムセットに座り、熱いドラミングを披露するなどハプニング続出で、とても楽しいコンサートでした。

沢山のお客さんにも喜んでいただき、またアンサンブル金沢の皆さんと共演したいなあと感慨深い夜でした。

投稿者 石井彰 : 02:31 | ライブ

静かな佇まいの「遊行」入り口。看板の文字も素晴らしい。勿論お蕎麦も美味しかったです!

投稿者 石井彰 : 2010年3月18日 02:34

伊勢の名物と言えばこれ。ご存知「赤福」!!優しく素朴な美味しさです。

投稿者 石井彰 : 2010年3月18日 02:36

打ちあがり〜!!

投稿者 石井彰 : 2010年3月18日 02:37

伊勢神宮は、この宇治橋から。

投稿者 石井彰 : 2010年3月18日 02:54

境内には、こんな立派な鶏(というのかな?)が、たくさんいます。

投稿者 石井彰 : 2010年3月18日 02:56