Jazzピアニスト石井彰(Akira Ishii)の気まぐれな日記Blog 2008年9月
久しぶりに始まりました。今回は高松に飛び、すぐに北海道に高飛び!!
高松では、和太鼓のチームとのコラボレーション。ダイナミックでりズミックで勇壮な和太鼓の地響きのような音に心揺さぶられながら、素晴らしい演奏になったと思います。老若男女たくさんの太鼓ニスト達は素敵でした!それにしても、こんなに素晴らしい野外コンサートが無料とは!?いいことしはります、高松市。
今日は高松〜札幌への移動日。ゴルフ組とうどん組に別れ、もちろん私は「うどん組」。その他、和丸とエンジニア菊池さん。高松でのうどん食べ歩きは初めて。やはりセルフがいいということで「こんぴらや」へ。しょうゆうどんはイマイチだったが、エンジニアの菊池さんが頼んだ「釜めんたい」を味見したが最高!!やはり茹でたてに限ります。そのあと散歩して、「黒田屋」へ。温泉卵ぶっかけは美味しかった!
今回は2軒でギブアップ。
羽田で飛行機を乗り継ぎ、札幌へ。温度がいきなり一桁に!かなり寒い!!しかし、空気が澄んでいてしゃきっとしました。明日からの演奏(時には観光)頑張りたいと思います。
杉並公会堂小ホールに於いて18日行われたSolo Concert は無事、盛況に終わりました。沢山のほぼ満員のお客様に来ていただき嬉しい限りでした!!どうもありがとうございました!
前日には調律師の加藤正人氏に自宅のベヒシュタインを調律していただき、気持ちよく練習をし、コンサートへの緊張感を高めていく。加藤さんのブログに、この模様が書かれていて、私のベヒシュタインのむき出しの内部がご覧になれます。
当日、早めに家を出て、どこかでラーメンで腹ごしらえと考えながら歩き、公会堂手前に「太陽のトマト麺」なる看板を発見!食してみると、見事ツボにはまった。トマトスープラーメンでした。中華というよりイタリアンラーメンか?!スープを全部飲まずにはいられない。
初めて来た、杉並公会堂。とても近代的な佇まい。ロビーは地下にも吹き抜けになっている。開放的な雰囲気。地下2階に降りると、そこが小ホール。200名ほどの程よい広さ。響きも長すぎず短すぎず。
ステージでは、大橋氏がスタインウエイを調律中。「少しタッチが重いんですよ。」「うんうん、そうだけど気になるほどじゃあないです。何時にアップ?」「7:15です。」と言うとアップ後に確認は出来ない。もう信頼しきっているので何も心配はいらないが。。。。。
7:30。弾き始める。ほぼ満員の真剣な眼差しを痛いほど感じる。まず、ピアノの調子を確かめながらゆっくり。うん、タッチも良いし、音色も柔らかく好きな感じ。5曲を45分、あっという間に弾いてしまったというかんじだ。
後半は昨年に引き続き、クラシック作品に挑戦。敬愛してやまない武満徹さんの「リタニ」からパートUを選んだ。パートTの重く深い響きとは対照的に、澄んだ幻想的な響き。一つ一つの響きの減衰を聞きながら変化していく響きを出さねばならない。音符以上に難しい曲だ。会場の響きや楽器のポテンシャルも曲のダイナミクスやテンポに微妙に関与する。今日は最高のコンディション!かなり落ち着いて弾けた。。。。。かな?
その後、硬さも取れ、あっという間にアンコールまで全7曲弾ききりました。お客様の暖かい拍手がとても幸せに感じました。どうもありがとうございました!!また反省をふまえ、さらに自分の奥深くへ追求を怠らずに音楽を奏でたいと思います。
最後に企画してくださった平嶋様、お手伝いしてくださったスタッフの皆様に感謝の意を表したいと思います!ありがとう!
Set List
1st
Come Rain or Come Shine
What is this thing called Love?
Little Girl Blue
Golden Earrings
Hallucinations(Bud Powell)
2nd
Litany〜PartU(武満徹)
Boulogne(Akira Ishii)
Tabarka(Keith Jarrett)
King Korn(Carla Bley)
Angel Eyes
Evidens(Thelonious Monk)
Encore
小さな空(武満徹)
いよいよ来週18日と迫って参りました。
さて、荻窪にある杉並公会堂、初めて訪れるホールです。どんなホールなのでしょう?どんな立地なのでしょう?と思い、調べてみました。
『旧公会堂は1957年に開館し、当時の東京においては1000席以上の大ホールは戦前より存在する日比谷公会堂しかなく、当時の最先端ホールとして「東洋一の文化の殿堂」と呼ばれた。
現在の公会堂は2003年に旧公会堂を取り壊して改築し、2006年6月1日にリニューアルオープンしたものである。』
と、あります。うむむ、生まれる前から音楽が鳴り響いていたんですね。そういう古いホールはある時、建て替えが必要なのですね。大阪のフェスティバルホールも確か建て替えなはず。自宅近くのグリーンホール相模大野もリニューアル工事をしていました。
『旧公会堂では、「8時だョ!全員集合」等のテレビ番組の収録が行われていたこともある。』とも、あります。そうだったんだ!子供の頃見ていたことがあったのだ!
リニューアルしてからの一番のウリは、日本国内で唯一、世界の3大ピアノと呼ばれるスタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインのフルコンサートピアノがそろっているという事であろう。スタインウエイとベヒシュタインは1853年という偶然にも同年に創立したメーカー。ベーゼンドルファーはさらに古く1828年にウイーンでの創業。
ピアノのコンセプトは3社とも違っており、「響板(木材)とフレーム(金属)全てを鳴らしてしなやかで強靭な音」を求めるスタインウエイ、「ピアノの外枠の木材と響板、すなわちケース全てを響板として鳴らし、大音量よりも、あくまで美しいピアニシモ」を求めるベーゼンドルファー、「純粋に響板だけを鳴らし、素早い反応と独特の艶やかな音色」を求めるベヒシュタイン。ということになろうか。いずれも世界最高レベルでの話だ。どれも素晴らしい名器であることに変わりは無い。
自分で1907年製のベヒシュタインのアップライトを所有しているため、アップライトは世界最高!!と信じて疑わない。
コンサートグランドとなると、弾く機会はほとんどがスタインウエイだ。日本のほとんどのコンサートホールがスタインウエイ、あるいはヤマハを所有している。世界に流通している総数を考えればもっともな話だ。それだけ信頼度やオールラウンド度が高い。日本はスタインウエイとヤマハの音色に慣れているといっても過言ではない。悪い訳はないが、いろいろなピアノの音色を聞いていただきたいという気持ちが強くあります。
自分で試してみたいピアノとして、シュタイングレーバー、ファツイオリ、ブリュートナー、プレイエルなどがある。これらは置いてある場所が極端に少ない。ほとんど皆無だ。ベーゼンドルファーは新大阪のWAZZ、けやきホール、相模湖交流センターなど機会がないわけではない。地方でもたまにお目にかかることもある。
ベヒシュタイン。。。。これは世界3大メーカーとしても最も不遇な立場であろう。人前で一日ベヒシュタインを弾いた記憶は6,7年前に岡山の山奥(?)のホールでしかない。だから、ベヒシュタインのフルコンに対する自分の意見が言えない。もちろんピアノショップや自宅近くのスタジオで弾く機会はある。
今回はその機会があると思ったのだが。。。。。。。。残念ながら、都合で使用できないのであった。
今回はスタインウエイで行きます!!!そりゃあ悪い訳はありません。弾きなれたサウンド。安心感、信頼度は大きいし、何物にも変え難いことです。よく知った信頼のおける調律師の大橋氏。万全の体制です。
チケットは売れ行き好調なようです。ありがとうございます!まだ少々席は余裕ありようなので、まだ間に合います(笑)!!是非いらしてくださいね。
荻窪はラーメンの町と聞きます。杉並公会堂すぐ近くに「丸信」という有名店があるそうです。コンサート前、あるいはコンサート後に試してみてはいかがでしょう?僕もそこではらごしらえかなあ?
日 時:2008年9月18日(木)
開 場:19時00分
開 演:19時30分
会 場:杉並公会堂小ホール(B2F)
前売り:3000円(税込)
当日券:3500円(税込)
問合せ:080−2085−1895(平嶋様)
新しいカルテット。竹内直(ts,fl)、俵山昌之(b)、江藤良人(ds)。
初めてのツアーに(と言っても二日間だけだが)でかけた。あまり自分のテリトリーでない東北だ。仙台と山形は新庄。
初日、仙台は霧雨というか霧深い感じ。情緒あふれる風情。。。。。。だがしかし、ライブをやる事にとっては非常に過酷な条件だ。湿度がほぼ100%(勝手に体感湿度!)なので、アコースティック楽器には即影響を及ぼすのだ。初めて演奏する「Kabo」は20人も入れば超満員のジャズ喫茶というかバーだ。アップライトピアノのすぐ後ろにドラムが、真横にベース、その前にサックス。そして30人を超えるかという超満員すし詰め状態。おまけに店内の空調の効き具合が限界を超える!!サウナで演奏しているかのような状態に!!江藤くんが踏むハイハットシンバルが団扇のような代わりをしてくれ、たまに背中に涼しい風が(笑)。
熱心なお客様に通じたのか、大変気分の良いライブになりました。
翌日はお昼に名物「牛タン」をいただき、新庄へ。
3年ぶりの「レキシントン」出演だ。ここは新庄信用金庫が所有する小ホール。ステージ、PAも完備していてなんとも調度良い響きと広さだ。こういう素敵な場所が、普段はあまり使用されていないというのはなんとも寂しいなあ。
レパートリーはオリジナルを中心に組んだが、初めて聞くお客様にも受け入れられたと思います。
今後はもっともっとカルテット用の曲、トリオ用の曲を書かねば!という訳で、書き始めています。
お世話になった、仙台と新庄の皆さん、そして来てくれたお客様、ほんとうにありがとうございました。
実は第一回のステージに立ったことがある東京Jazz。そのときは、調布のサッカースタジアムで炎天下、すり鉢状の会場の音響とあまりの暑さにびっくりでしたが。
今回、素晴らしい国際フォーラムのステージに立てたのは幸せでした。しかも、ロンカーター、デヴィドサンボーンと同じステージ!?!
日野皓正クインテットはフランスバンドのオールスターに次いで2番目の登場。音響は前日の入念なリハーサルのおかげでばっちり。あっという間の40分弱くらい(?)でした。
日野さんのMCも無く、ただただ音楽の変化していくプロセスに集中して耳を傾け、音を紡いで行く。いつもながらの手法だが、毎回がチャレンジだ。
このステージの模様は後日NHKでオンエアなのでチェックしてくださいね!
http://www.tokyo-jazz.com/
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