Jazzピアニスト石井彰(Akira Ishii)の気まぐれな日記Blog 2007年1月
季節それぞれのシーンを音楽で綴る…Scene of Jazz 大坂昌彦、安カ川大樹、石井彰のトリオの冬バージョンの発売記念ライブが行われた。六本木はSTB139、年末はハウスピアニストと化すお馴染みの場所!(笑)
アルバムにもゲストで参加した「上田正樹」さんも今日は特別参加で豪華なステージとなりました。
大阪のあんちゃんというイメージだけど、渋いソウルシンガーです!「悲しい色やね」は好きな歌でした。
彼が歌うスタンダードは上田正樹色に染まる。とても暖かく優しい色に。
トリオもレコーディングとは違って自由にいつものように楽しむことができたのでした。冬のナンバーを中心に、春の予告も入れつつ。
暖かい東京の一日でした。
ここ数年、定期的に参加させていただいている「ライブレコーディングクラブ」通称「録音会」が、いつもの会場である「相模湖交流センター」で行われました。
今回は初めてとなる「井上陽介トリオ」。
いつもながらのマイクの多さには驚かされる!それもそのはず、10数名いる会員の方達それぞれがなんとか工夫を凝らせて良い音を録るぞという意気込みがマイクの数に表れる?!もちろんシンプル極まりない道具で録る方もいらっしゃるし、アナログ一本槍の方も、デジタルオンリーの方も、両方回してる方もいるし、とにかくそういうことに関してほとんど無知は私は驚くばかり!
ドラムの小山太郎は自分が録音マニアだということで、演奏と録音と両方に参加している。なんでも、お父様が昔に録音会を主催していたとの事。親の背中を見て子は育つ!
今回もピアノはベーゼンドルファーである。ここのところベーゼンの機会が多いのも何かの因縁であろうか…?
前半後半45分ずつというのには訳があるのだ。今はそんなことはほとんど考えもしないだろうが、アナログテープというのは時間が限られる。一本45分。それを越すと録れないのだ。カセットテープは簡単だが、オープンリールのテープはテープを変えるのにも時間を要するので曲の途中で切れるのがNGなのだ。増してや現在はテクノロジーの発達でハードディスクに直接音楽を取り込めるようになっているので、容量によってどんどん長時間録音が可能だ。昔はLPレコードも両面で約45分だったなあ。
録音を終えた後には、さっそくの試聴会。皆さんご自慢の録音したての音を次から次へとかけまくる。録音方式の違い、マイクの種類の違い、マイクの置き場所の違いでここまで印象が変わるのかと感心してしまう。やはりアナログのナチュラルで太い音には魅了されます!
最近体調を崩し、風邪をひいてしまっている。内幸町ホールのころからだから、かれこれ一週間。
長引くといやなので早めに病院に行って薬をもらったのだが、全然休む間が無いのでぐずついている。
多田誠司さんも同じく風邪をひき、the MOSTのライブでは風邪率5割だ。聞くところによると多田さんは昨日のライブはキャンセルしたそうな。吹く楽器は辛いだろうしなあ。。。
昨日は「Scene of Jazz」の春バージョンのレコーディングがあった。いつもながら、一日で10曲をほぼ初見で録音していくのは大変だ!おまけに体調悪いので、ふとした時に集中力が欠如する。正に自分の集中力との格闘だ。
スタンダード曲に「Spring」が付く曲は多い。その点で選曲は幅広い範囲から選べたのではないだろうか?曲はリリース後のお楽しみ!4月20日ころの発売になりそうです。
ほぼ12時間、スタジオに缶詰状態でハイにはなっているが、やはり体が辛い。
今日は「Motion Blue YOKOHAMA」で古野光昭(b)さんのアルバム「iSE」の発売記念ライブ。10月リリースだったのでだいぶ忘れてしまっていて、入念にリハーサルをしてステージに臨んだ。
若手二人、秋山卓(as)安藤正則(ds)の好演が光ったし、いま一つ集中力に欠ける私を助けてくれた。(恥)
勿論、御大古野光昭はいつもながらのエネルギッシュなプレイと甘美なアルコプレイでステージをまとめ上げたのは言うまでもない。
今日から、このバンドの不定期ツアーの始まりです。早く万全の体調に戻さねば!!!
写真は録音終了後の大坂氏、安カ川氏と私。
1月20日、朝から雪がちらつく寒い一日となりました。新橋駅からホールに向かう頃には冷たい雨に。
井上陽介帰国コンサートは小山太郎、私、ゲストに川嶋哲郎を迎えて行われた。自分自身、けやきホールでは裏方までやったので、今日は演奏だけに集中していればいいので気は楽だ。
ピアノはハンブルグスタインウエイC型。かなりきつい感触。音色もタッチも。少々うるさいくらいだ。
リハーサルも滞りなく終わり、本番を迎える。ピアノは案の定、どんどん狂い始め、後半はバラードを弾くにはちょいと酷な状態にまでなってしまった。。。。あーあ。
前半はトリオによる演奏、後半はカルテットだ。後半の後半、ラスト曲の終わりのほうになり、今日の主役の井上陽介、何を思ったか突然「ヅラ」を取り出してお被りになる!!!
まるで「子門真人」や!!!!!!本人はソウルトレインのかっちょいい黒人のアフロヘアーを意識してるつもり!?
アンコールにはチャリート(vo)、塩谷哲(p)まで飛び入りし、お祭りのような帰国コンサートは幕を閉じたのでありました。
陽介の渾身のプレイは満場のお客さんを満足させたに違いありません。
写真は終演後の楽屋にて。
多数のご意見により、1/17のけやきホールのセットリストを追加いたします。
1.新曲(題は未定)(石井彰)
2.Loose Shuffle(石井彰)
3.Shouting(石井彰)
4.Rainy Day(江藤良人)
5.Synchronized Step(石井彰)
6.無意味な風景(アントニオ.カルロス.ジョビン)
7.Ladies In Mercedes(スティーブ.スワロウ)
アンコール
Monkey Dance(俵山昌之)
以上です。
1/17、けやきホール無事終了いたしました。
16日、the MOSTのツアー最終日は鳥取県の境港。毎年の夏には訪れる「ゲゲゲの鬼太郎」の発祥の地だ。街中には鬼太郎やねずみ男などの妖怪キャラクターのオブジェがいたるところにある。このGWには実写版「ゲゲゲの鬼太郎」が封切られるそうでこちらも楽しみ!
200人はいるかと思われるお客さんの前で全力を出し切ったメンバーは皆満足げな表情を浮かべたのでした!お疲れ様でした!!!
打ち上げは蟹や刺身など、海の幸ずくしに舌鼓を打つ。とても良いツアーの幕切れとなりました。かなり有意義なツアーになりました。3月にはレコーディングが実現しますのでお楽しみに!!
翌朝、9時半の便で米子から羽田へ。大坂氏の車に便乗させてもらい代々木上原の「けやきホール」へと向かう。昨日もいろいろ考えてあまり眠れなかったので、ツアーの疲れもあり、バテバテ。
今回のコンサートは企画、ホールの予約、フライヤーやチケットの手配、チケットの注文受けから発送、
はたまた打ち上げ会場の手配まで全部自分でやったので、少々頭がパニック。。。。。
早めに会場に入り、誰もいないホールでベーゼンドルファーを弾き、会場の響きなどをチェックしたり気ままに練習したり新曲の手直しをしたりして頭をリセット。精神統一。
4時ころには俵山昌之、江藤良人も揃い、リハーサルが始まる。今日はJ Jazz Netによる音源収録もあるので念入りにリハ−サルを行う。アコースティックなサウンドもバランスが良いようで一安心。
お客様を迎え入れる準備の最終チェックも終わり、開演を待つばかり。お客さんもたくさん来ていただけるだろうか?何かし忘れてることはないか?と、やはり落ち着かない。
18:30開場。控え室のモニターには最前列から埋まっていくお客様の姿が確認できてホッと一安心。あとは音楽に集中だ。今日は新曲も2曲トライするつもりだし、いつもより緊張感が増している。しかし、信頼するメンバーの顔を見ていると不思議と落ち着いてくるのだ。感謝!!
無謀にも新曲2曲から始めることにする。1曲はthe MOSTでかなりやりこんだのでイメージはできていて心配はない。もちろん全然違うサウンドになるのはわかっていたが。もう1曲は全く今までにない感じのコンセプトで曲を書いたので、そのイメージが伝わるか心配だったが、取り越し苦労でした!思った以上の出来に満足して波に乗れたのでした。
良い環境でやるのは本当に楽だ。今回初めて弾いたベーゼンドルファー225はとてもデリケートで気品がある音。ちょっとトリオをアコースティックに聞かせるにはパワー不足だったこもしれないがとても弾きやすく表現しようとするタッチに敏感に反応してくれる。会場の響きも申し分ない。約1時間半のステージはあっと言う間に過ぎ去ってしまった。
とてもトリオが成熟してきたと思う。しゃかりきににならなくても通じるものは通じる。めりはりが自然に付くようになってきたと思う。まだまだ焦る瞬間は多々あるけれども時間と共にもっと開き直れたらいいなと思う。
今回、大変だったけど、ここの所停滞していたトリオの活動に鞭を入れるべく自ら重い腰を上げてやり遂げることができて、とても幸せな日となりました。これを機にトリオの活動、自分の音楽に対する見つめ直しができたらいいなと思っています。来ていただいた皆さん、本当にありがとうございました!!!
このコンサートの模様はJ Jazz Netで聞くことができるようになりますのでお楽しみに!
最後になりましたが、今回いろいろご尽力くださったEWEの方々、J Jazz Netさん、朝日新聞の大野さん、お手伝いいただいた金澤さおりさん、けんたさん(金澤英明氏の長男長女さん)にお礼を言いたいと思います。どうもありがとう!!
写真はもちろん、大野氏のご提供です。いつもありがとうございます!
ツアーも4日目を終えた。
昨日は、下関「Billiy」というジャズクラブ。去年に日野バンドで来て以来二度目だ。とてもゆったりとした店内はジャズには調度良い広さ!音響も良い!ピアノはまあまあだが。。。。しかしメンテはしっかりされていて問題はない。
ここに到着する前に、テナーサックス奏者のマイケル.ブレッカー氏が亡くなったという知らせが入る。
一時代を築いた人。セッションミュージシャンとして名を成していたが、ジャズ魂を忘れずに果敢に挑戦し続けた人だ。その昔、ハービー.ハンコックトリオにゲストで参加したが全然噛み合わず、最後のメンバー紹介の際に後ろ向きに(ハービー、ロン、トニーに)向かってお辞儀していたのを思い出す。しかし、その後ジャズの深い所に踏み込み素晴らしいプレイを聞かせてくれて、これからまだまだ深まっていく年代の人だけに、残念で仕方ない。
さらにアリス.コルトレーンの訃報も連続して入ってくる。。。。。。いうまでも無くジョン.コルトレーンの最後の奥さんで彼を音楽的にも支えたピアニストでありハーピストだ。
「Billy」でのライブは、そういった追悼の念からか、いつもに増してディープなものとなったのであった。
打ち上げは、とても美味しい刺身とてっちり鍋!!いつも美味しい食事をありがとうございます!
今日は島根の益田に移動。「マルフク」でのライブ。以前、打ち上げでお邪魔したことはあるが、演奏は初めてだ。ケーキ屋さんなのだが、ジャズとお酒と食事に力を入れているような。。。。。よくわからん感じの店内だが居心地は良い!
ここのマスターはとても楽しい人でした!先に処刑された○セインにそっくり!!!実際、地元の新聞に「益田のフ○セイン」ともで紹介されたほどだ。また来たいなあ。。。
残すところツアーも明日の境港のみ。全力を尽くすのみだ。
写真は処刑されたはずの○ダムと!?!
ザモスツアー2日目終了しました。初日、西脇アピカホール。素晴らしい音響とピアノ!よく鳴るハンブルグスタインウエイDはとても弾きやすい。→弾きやすいと力が抜ける→他の事に神経が集中できる→音楽がより広く捉えられる。。。
と、良いことずくめだ!
私の新曲「西脇ブルース」(仮題)も初演ながらうまくいき、恒例の「歌のコーナー」も大盛り上がり!!良い初日を飾りました。
打ち上げでは、日本創作料理の大変美味しいお店に招待され、ブリの酒粕煮や鰆のカラスミ焼き、炊き立てのかに飯などに舌鼓を打ったのでした。
二日目は鳥取の東伯町のカウベルホールのホワイエコンサート。3時開演とあって、朝9時半にホテルを出発。途中には大雪に見舞われ、すわ大遅刻か!?と思われたが迂回してなんとか会場にたどり着く。
寒波のためか、控え室も会場もすごい冷え込みでガタガタ震えながらの演奏開始。しかし、温かいお客さんの声援を受け無事終了!
なかなかのツアー滑り出しとなっております。明日は下関への大移動!河豚が楽しみ!?
写真はカウベルホールの控え室があまりに寒いため、卓上ライターで暖を取るメンバー。
今年最初のツアーの始まりです!日野バンドでおなじみの「三根じいツアー」です。the MOSTでは初めての事です。兵庫、鳥取、島根、下関の皆さん是非いらしてくださいね。美味しいご当地料理やお酒も楽しみ!
そしてツアーから帰ると、17日(水)はけやきホールで「石井彰TRIO CONCERT 2007」です!新曲も用意して臨みたいと気合十分です!!
チケットはまだ余裕ございますので、是非おいでください。前売り¥3500 当日¥4000です。
前売りのお申し込みはこちらまでメール下さい↓
synchronicity-akira@jcom.home.ne.jp
お待ちしております!!
尚、当日来れない方にも朗報です。コンサートの模様は「J Jazz Net」で収録され、後日インターネットラジオで視聴可能です!
昨夜の打ち上げで飲みすぎ、ホテルの暖房をガンガンにかけ過ぎて寝て、喉は痛いし、なんか頭はくらくらする。風邪かなあ。。。。
佐原の朝は寒い!というか全国的に寒波が訪れているらしい。雨の中、金澤氏と「伊能忠敬記念館」を見学に行く。
この方、1800年代に50を過ぎてから天文学に興味を持ち、勉強して、自分の足で歩き、実測しながら日本地図を作ってしまったスーパーマンなのだ!!!その方法は詳しくは省略するが(笑)、約20年をかけて歩いた距離はなんと、3万5000キロ!!!なんと地球一周分である。その技術も素晴らしいが、なによりその歳からの20年間という時期の人間の執念というか、根性には恐れ入った。私も見習いたいものだ。
その後、遅い朝食を美味しい蕎麦屋で取り、降りしきる雨の中を東京へ帰ったのでした。
今日は地元相模大野「ラシエット」でのライブなので、体調が悪くても気が楽だ。
お相手は、後輩ベーシスト井上陽介。ご存知、超絶技巧派!!年明けで、しかも天候が悪かったせいか、客足はいまひとつだったが、じっくりと腰を据えた深い対話をすることができたと思います。
20日には彼の帰国記念ライブが内幸町ホールであります!それに加え、地元相模原市といっても遠いのだが、「相模湖交流センター」に於いて、井上トリオの録音会があります。こちらは今月28日のお昼ですのでピクニックがてらいらしてみてはいかがでしょう?
今年もこのご近所の素晴らしいラシエットという空間で何度か演奏することになると思います。よろしくお願いします。
写真は終演後、ラシエットの庭のブランコでここお嬢さんと。
イシカナツル!!(金澤英明トリオ)
1月5日。千葉は佐原。江戸時代から利根川水運の中継港として発展し、商人の町として栄えた。江戸、明治、大正、昭和期の町屋、土蔵、レンガ造りなどの情緒漂う町並みは「重要伝統的建築物群保存地区」になっている。
「ギャラリー卯兵衛」でのライブは僕自身3回目。今回からは、もと金澤氏所有のヤマハグランドピアノG3がお出ましだ。氏が手放そうとしているピアノを調度グランドピアノを探していた、主催者の菅谷明仁氏に伝えたところ、とんとん拍子にピアノの嫁ぎ先が決まったのだ。その新しい場所でのピアノのお披露目も兼ねたライブ。
ピアノの調子は。。。。?音色は現代のものとは違う、なかなか渋い趣のある響きがする。ただ長年弾かれていないせいか、音の伸びやアクションの反応が鈍く、半分眠っているようだ。しかし、親切な調律師さんがコツコツ面倒みてくださるそうなので今後に期待です。
小島良喜、金澤英明、鶴谷智生で コジカナツル。
なら、石井彰、金澤英明、鶴谷智生で イシカナツル じゃい!!!
新年のお屠蘇気分が抜けない感じの観客と演奏者。まったりと楽しくステージは盛り上がり、2時間はあっという間に終わりました。いつものように力強い金澤氏のベース、いろいろなアイディアに満ち溢れた軽快な鶴谷氏のドラミング。コジカナツルの明るいパワーをもらい、楽しく演奏できました。
なんと、私以外、紅白出場者ということも判明。今年こそは、と、心に誓ったのでした!!!(嘘..笑)
写真はここまでにも現れた、朝日新聞は大野明氏!今年もよろしくお願いします!!
今年もよろしくお願いします!!!!
大晦日からの4連休も終わろうとしている。ゆっくり休んだり、音楽聴いたり、練習も少しはしたり。
という目論みはもろくも崩れ去ったのだった。
ほとんどが掃除に、模様替えに費やされる。捨てるゴミも多い。よくもまあ、こんなに捨てるものが出てくるわ出てくるわ!いらなくなった本などをBook Offに売りに行ったりするものの、あまりの安く買い叩かれるのには寂しい気持ちになる。
とはいえ、仕事がないというだけで少しは体が休養された気分で嬉しい。
明日からはまた仕事始めだ。気を引き締めていこう!!
今年のモットーは「ゆとり」だ!余裕ができればその分、音楽に深く集中できるだろうしなあ。
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