Jazzピアニスト石井彰(Akira Ishii)の気まぐれな日記Blog 2006年7月
そう言えば、3日前のこと、急に(当たり前か!)電話がかかってきて警察だと言う。何も悪いことしてないし何事かと心配すると、以前14日だったか、事故の通報に関しての事だった。事故に遭われた方がお礼の電話をしたいのであなたの名前と電話を教えていいかということだったので、どうぞどうぞということになった。直後にその方から電話があり、その日病院で手当を受けたが入院せずに済んだ事、もう普通の状態で生活できるようになった事などを聞き、それはよかったですね〜ということになりました。ご本人は事故の経緯や場所など全く覚えておられない様子でしたので教えてあげましたが、本当に無事に助かってよかったと胸を撫で下ろしました。
今日は福岡に移動後、溜まっていた洗濯をし、マッサージを受け体も楽になりました。風邪全快まであと一歩!!梅雨明けした九州の空気は暑いです!明日からの九州ツアーまた新たにがんばります。
まだ風邪が治りましぇん。。。。顔の中心部を切り取って交換したいです!
20日は結局、悪天候の為、クリニック予定の高校が休校となりクリニックもなくなり、移動だけで休みとなりました。
21日、仁摩サンドミュージアム。世界一の砂時計を誇る砂に関する物を集めたミュージアム。なんと1年時計だ!ひっくり返すのもさぞ大変だろう!
ここはなんと、恐れていたカ○イのクリスタルグランドピアノ。透き通っていて気持ち悪いし音も悪い。本来、木で鳴らすところを分厚く重たいアクリルで作ってんだから良かろうはずもない。こういうものを作るセンスを疑う。あーあ。
コンサートのほうは、高校生ブラスバンドも共演し、盛り上がったのは言うまでもない。
終わって明日の会場の境港まで移動する。幹線道路が通行止めで迂回を重ね、夜中2時半に到着。へとへとになりすぐ休む。
22日、第5回「妖怪ジャズフェスティバル」。ゲゲゲの鬼太郎の生みの親、水木しげる氏の出身地から名づけられたジャズフェス。日野バンドの他、ケイコリー、寺井尚子、ポンタボックス、近藤房之助と豪華なラインナップだ。
心配された天気も奇跡的な好天に恵まれ熱い演奏が繰り広げられた。今日は日野バンドは6人編成。パーカッションの鶴谷智生が加わりラテン色も味付けされて新しいサウンドとなったのでした。
23日、また雨。毎年訪れる勝山の酒蔵の「西蔵」。御前酒という名酒の蔵元だ。ここの控え室がまた良い。由緒ある日本家屋の立派なお屋敷の一室なのだが、とても落ち着く部屋で大好きだ。たくさん並べられたクラシックのCDのコレクションを見るだけでも楽しい。
今日のライブは体調が悪いのもあって、煮え切らない不完全燃焼なかんじで不満が残ってしまったのは事実。。。。たくさん寝よう!!
今日で「三根じいツアー」も終わり。毎年濃いツアーをありがとう、三根さん!そして今回スタッフとして運転やらなんやらでお世話になった、山本さん、ありがとうございました。
24日、大阪入り。いつも地元に帰った気がしていいもんだ。ここのBlue NoteはN.Y.Steinway Dだ。昔から弾きこなすのが大変なピアノで手こずっていたが今回はとてもいい感じに変わってきていた。ちょっと楽に音が出せる感じ。レスポンスが良くなってきている。
昨日からまた昔のレパートリーが復活。「MIWA-YAMA」。奈良の三輪山からインスピレーションを得て書かれた曲らしい。シンプルなメロディに複雑で暖かく深く鋭いハーモニーが付けられている。名曲だと思う。Gil Evansのアレンジも素晴らしい!
25日、大阪最終日。近くの「シュウマイたろー」という所でランチを食べ満足〜!!うまい!!
今日は両親も客席に来ていて、ソロピアノをさせてもらったり、リクエストを聞いてもらったりと、日野さんの暖かい思いやり、やさしさに涙が出る。
ともあれ、この二日間は4ステージ、濃い内容のピリッとした感じになったのではないでしょうか?
今日8歳の誕生日を迎えた鬼束大我くんもステージに飛び入りしかわいらしいのに大人びたプレイでやんやの歓声を浴びていたのも微笑ましかったです。
明日は福岡に移動だけなので、なんとか風邪も治さねば。。。。。。。。。
写真は妖怪ジャズフェスでの最後の全員によるセッション。寺井尚子バンドのピアニスト北島直樹氏と連弾する私。
このところ、全国的に雨による災害が続くが、こちらもツアー始まってからずーっと雨だ。
今日で3日目が終了。初日の広島上下町「上下画廊」ではピアノはチェコの「Petrof」。弾きにくい楽器だが、音色はなかなかのものだ。アクションの鈍さが改善されれば非常にコストパフォーマンスに優れたピアノなのになあ。もっとも、最近は改善されつつあるらしいのでもっともっと普及していくであろうヨーロッパピアノだ。
音楽的内容はまた前向きに先週よりすでに変わりつつある。ステージ前後のバンド内のディスカッションが功を奏してるようだ。リラックスしながら積極的に冒険的なアプローチを試みる。難しいことだが、出来ればもっともっと世界が広がるはず!!
上下町ではライブ後の焼肉が初日から炸裂!!大汗をかきながら食べ終え、移動中の車のクーラーにあたったのがいけなかったか、風邪をひいてしまった。実は今も喉が痛い〜。
2日目は河豚で有名な山口県は下関に移動。新しいジャズクラブ「Billie」というところでの初出演。かなり広い店内はとても大人な雰囲気だ。ライブ後には美味しい鯨料理をいただいた。刺身、ベーコン、茹で鯨にさえずりのお吸い物。こんなに美味しいのにビールが進まない。うーん体調やばい。。。。
写真は上下町のライブ後の焼き肉やさんにて、日野さんと上下画廊のオーナー重森さん。
今日はまた広島に戻り、「広島大学サタケメモリアルホール」でのジャズ研主催のコンサート。素晴らしいホールがあるもんで驚いた!クラシック専門ホールのような感じ。ピアノはほとんど弾かれてないであろう新しい「Humbrug Steinway D」だ。150周年記念モデルなのかな?とても良いコンディションで良く鳴る。良い音響環境、楽器に会うとやはり気分も乗ってくる。
コンサートの最後にはジャズ研の有志達が飛び入りし大盛り上がりでコンサート終了!なかなかガッツのある学生達ばかりで嬉しくなる。
終了後の居酒屋での打ち上げも楽しく盛り上がったのだが、とうとう一滴も酒が飲めなかった、というか飲みたくない。うーん、やばい。早く寝よう。
明日は島根に移動し、学生さんのクリニックがあるだけなので体調整えられるかな??
Blue Note 東京公演最終日、無事終わりました。
毎日が二日分はかなり精神的にも体力的にも厳しいが、かなりタフになったなという実感。
最終ステージでは、日野バンドでは確か演奏したことない曲「I thought about you」めったにやらない「Goodby」が突然飛び出し、緊張感溢れるステージとなりました!
3日間通じての反省は、、、初日はだいぶ気をつけたのだが、やはり時間が経ち、熱くなってくるとタッチが荒れてしまう。丁寧に熱く、が課題だな。
来週からのツアーもさらに冒険するようにがんばろうと思います!
今日はブルーノート2日目。さらにフリーにバンドはなってきた。いー感じ!!止まりそうに遅いテンポの「Summer Time」もその速度、そしてそこから必然的に生まれる空間を楽しみながら。
後半はTOKUも飛び入りし(昨日はFride PrideのShihoちゃんも飛び入りしたのでした。書き忘れました)、盛り上がったステージは2時間を越える大熱演となりました!
帰り道、金澤英明氏に小田急線経堂まで送ってもらう途中の出来事!最終電車の時間を気にしながら国士舘大学の横の道で道の真ん中で自転車でひっくり返って動かない人影を発見する。とりあえず車から降り、よく見てみると頭から血を流し、仰向けにひっくり返って目を剥いている女性ではないか!?私、生まれて初めて「110番」しました。結構慌てていてよく覚えていないのだが、対応がこんなものなのかと少々びっくり!
「道の真ん中で女の人が自転車でこけて頭から血を出しています!」
「はい、そちらの住所は?」→たまたま通行してんだから、住所なんかすぐわかんないよ。
「国士舘大学の裏の通りです!」
「番地をお願いします」→やっと近所の家の表札を見つけて教える。
「その方、意識はありますか?」「呼びかけには首を動かします!」
「救急車は呼んだんですね?」→まず真っ先に110番してんだろーが!
「女性は何歳くらいですか?」
「歳なんかより早く救急車お願いします!」
「落ち着いてください!あなたのかけている電話から場所がわかっていて、パトカーが向かってますから冷静に答えてください。」→解ってんだったら住所聞くなよ!
このような会話があり、救急車が到着したのは約12分後。遅くないかなあ?
通報者としていろいろ質問された。しかし、その女性は頭を打っていたものの、なんとか意識はあるようで安心した。
いやはや、とんでもない今日の幕切れでした!明日はブルーノート最終日、がんばります!
今週からBlue Note ツアー始まっています。月火の名古屋を皮切りに、今日から東京三日間、そして月末に大阪二日間です。
今日は物凄い暑さと湿気でしたね〜!表参道からブルーノートに歩くだけで汗みどろでした。
ここのピアノは、極上のスタインウエイB型!!!本当に品の良い音そしてタッチだ。こういう時こそ、音色第一を心がけてパワーだけでなく、よく通る音を出そうと心がけてステージに臨む。ステージ上の音響環境も良く、そういうことに気が回るのだ。大切な事だ。
冷静になると、良く音も見えてくる。状況判断も的確に瞬時にできるような気がする。というか、出来てるといいな!
日野さんの一挙一動も心なしか、はっきりくっきり見えた。。。。。。。。ような気がした。
ステージはたっぷり1時間40分づつ。ハードだったが、残り二日が楽しみだ。
写真は、おなじみA新聞社の大野氏が僕のデジカメで撮ってくれました。手にしているのは、大野氏が撮った写真が見事なパネルになっているところ。昔からのヒノテルファンであった僕は欲しかったのだが、。写真を撮らせていただくに留まりました!
明日もがんばるぞ!
と言えば。。。。。。納豆!!奇しくも「納豆の日」の前日にあたる7/9のライブは水戸の「ガールトーク」で、多田誠司とのデュオ。
ひさしぶりの「ベティブルー」など、自由に気ままに楽しくステージはあっという間に終わる!たくさんのお客さんにも感謝です。差し入れに、多数の納豆スナック(笑)!!とても新鮮なサクランボなどなど。ありがとうございました!
今日はまた「平山ピアノ」社に寄ってみて、またまた「イースタイン」ピアノの個性的な音色を堪能する。今日の新しい発見は「シュベスター」という浜松に現存するピアノメーカーのピアノ。イースタインとはなた違った方向の素晴らしい音色に、またまた視野が広がってしまいました。
帰りには調律師の平山響一郎さんがやっている素晴らしいカフェ「5RALLY Cafe」に寄り、ピアノ談義に花が咲く。ここにもまた素晴らしいイースタインのピアノが置いてあり素敵なカフェでした!また行って見たいなあ。。。。。。。。
今日も東京タワー近くの東京プリンスホテルへ。スペシャルオリンピックのチャリティコンサートがあったのだ。
日野皓正クインテットに加え、準レギュラー(?)渡辺裕之(ds)そしてスペシャルゲストはKONISHIKI!そう、元大関、小錦関だ。最近はコニーちゃんと呼ばれている。僕と同じ花の38組で同期なのにえらくかわいらしいニックネームなおっさんだ(笑)!僕のことを「お〜同級生!」と呼ぶ。
彼はずいぶん昔からサックス、トロンボーン、クラリネット、フルートなどを演奏していたらしい。今はウクレレと歌。
万能じゃんんんん!
コニーちゃん、こういうボランティアの事も一生懸命やっています。体と同じ、いや、それ以上に大きな心持った人です。
今日は東京タワーの真下まで行って見た。壮大な建築物だ。感激!このままじゃあ東京タワーフェチになるかも!?
大雨の中、横浜へ向かう!ビショビショだあ!!!!本格的は梅雨の天気だったが、もうすぐ真夏がやってくるのだろう。
大好きなライブハウス「モーションブルー」でのライブ。ここは店のスタッフも気持ちいいし、ケアも万全、窓からの景色は最高、ピアノも極上のYAMAHA CFときている!!
賄いの食事も最高!コース料理だ!
ここまでされて、演奏が良くないわけ無い。いつも以上に(?)張り切るメンバー。先月のツアーで試した客席とのコールアンドレスポンスもことのほか盛り上がり、満員のお客さんも満足いただけたんではないでしょうか?!
本HP トピックスでもご案内しましたが、今年も秋にコンサートを開催することとなりました!
9/23 場所は「ルーテル市ヶ谷」。教会内のとても響きの良いホールです。今回は井上陽介(b)とのデュオコンサートとなります。それぞれのソロパフォーマンスもある予定です。
地方からのご来場にも優しく、なんと!ホテルが併設されています!それも激安!!連休に東京見物でもと思ってらっしゃる方、是非いらしてくださいね〜。
今回はピアノがスタインウエイ、ベーゼンドルファーと揃っているのですが、どちらを弾くかはまだ決めておりません。
前作「Full Notes」に続く、ベテランベーシスト古野光昭のリーダーアルバムのレコーディングの第一日目が「サウンドシティ」スタジオで行われた。メンバーはピアノが私、ドラムが大坂昌彦と安藤正則、サックスが期待の新人、秋山卓、そしてベースはもちろん古野光昭。
お昼過ぎに飯倉に着き、まぶしく東京タワーを眺めつつスタジオ入り。ハンブルグスタインウエイのB型もほどよく古く、良く鳴る。
まずはカルテットでの演奏。皆素晴らしいが僕だけなんか堅い感じ。。。。。やばい出足だなあ。テイクを重ねる毎に調子は取り戻せてまずは一安心。
結局、カルテット2曲、トリオ2曲、ベースとドラムのデュオ1曲、ベースとピアノのデュオ1曲、計6曲たっぷり8時間はやっていたかも。
曲はリリース後のお楽しみとして!なかなかバラエティーに富んだ内容となりそうです!
明日もまた二日目が待っています。
スタジオを出ると、夜景の東京タワーがやけに綺麗でした。
昨日はとうとう体調を崩してしまい、レッスンをキャンセルし、ゆっくり休んでなんとか回復。
今日は自宅近くの「ラシエット」にでかけ、バロック音楽とチェンバロについてのレクチャーにでかけた。
ラシエットのママさんがチェンバロという楽器に憧れ、とうとうあつらえてしまったのだ!
近松博郎さんというチェンバロ奏者バロック研究家の方のバッハについての講義とミニコンサート。人間バッハを語るといった内容で楽しいレクチャーでした。今日、初めて知ったことは、バロックのチューニング。チェンバロが現代のA=440より約半音低いというのは有名だが、当時のオルガンは1音高いピッチなのだ!かの有名な「トッカータとフーガ ニ短調」をCDで聞いた時、ホ短調なので近松さんに後から質問したところそれが判明。ということは、現代のチューニングのオルガンもあるということだな。僕の持っているCDでは確かに「現代の」ニ短調だからだ。あるいは昔のオルガンの調律でハ短調に移調したものを弾いているのか??とにかく当時もオルガンとオーケストラと合奏の時は大変だったらしい。
夜の部はチェンバリスト高橋尚子さんとおっしゃる足の速そうな(失礼!)方のライブ。残念ながらそれは聞けなかったが、ご主人の高橋辰郎さんとおっしゃるチェンバロ製作者の方が夕方いらして話をすることができた。高橋さんは、ここラシエットのチェンバロを製作された方であり、なんと彼の「Keith Jarrett」が所有するチェンバロを作った方である!なんでも、約20年前のキースの大阪公演(偶然にも僕はそのコンサートに行っていた!)の際、急にクラビコードというこれまた鍵盤楽器の元祖みたいなものをキースからレンタルを要請され、高橋氏の当時の2番目3番目製作の楽器を持参したところ、えらく気に入られて以来の付き合いだということだ。
ほんの少ししかお話は出来なかったが、大変興味深かったのは、チェンバロ、ピアノによる「音程変化の可能性」という考えたこともない方向性の話。詳しくは高橋さんのHPを参照されたし。まだまだ未知の世界は広そうだ。勉強勉強!!
写真は高橋辰郎氏と奥様の高橋尚子さんです。
是非一度、高橋さんの工房を訪ねてみたいものです!
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