「パリ左岸のピアノ工房」の…。

用事があって、八王子にある「ユーロピアノ」にでかけた。自宅のベヒシュタインが修理の為、入院しているのだ。その修理状況の確認を兼ねて工房見学をさせていただいた。

修理は順調に終わり、出荷待ち状態だが、ばらばらに分解されたまま。少々かわいそうだが、工房内でも相当立派にでーんと置いてありうれしくなる。

その後、中古ピアノが展示販売されているフロアへ。

「珍しいのが入っているんですよ!」     おお〜それは楽しみ!

なんと「STINGL」(シュティングル)だ!!大好きな本「パリ左岸のピアノ工房」で、主人公が巡り会ったピアノがシュティングルだ。本で読んで一度見たみたい、弾いてみたいと思っていたのだが、まず日本には無いと思っていた。もうすでに無くなったウイーンのピアノメーカーだ。

アクションも違えばダンパー部も変わっている。音を出してみるとこれまた聞きなれない音色!ハンマーヘッドのフェルトの回りになんと「鹿革」が張られているのだ。現代のピアノとはかけ離れた音。